妊娠を待ち望んでいた私たち夫婦。分かった時は涙が出るほど嬉しかったです。
腰痛に悩まされながらも8か月頃まで飲食店でのパートをしてました。
でもその頃には1日仕事したら夜寝られなくなり次の日も腰痛でつらかったです。
中期のころから、逆子になることが多くて、検診の度に戻ったり逆子になったり繰り返してました。
立ち仕事でお腹がよく張っていたのがよくなかったのかも。
仕事もやめ、腰痛に悩まされながらものんびり出産の時を待つ時間が流れました。
その頃は逆子も治り、出産の時を待つだけ。
しかし、安定期をすぎ生産期にはいっても出産の兆しが全くありません。
検診でも赤ちゃん元気です!でも全然降りてきてないのでまだまだですね!
と言われ、毎週検診に行ってました。
予定日も過ぎ内診グリグリを希望したけど、グリグリ出来るほど下がっても来ていないと言われ、待つ日々。
そしてついに前兆が!!
前駆陣痛がきたのです。
お昼ごろから等間隔でくる生理痛のような痛み。
まだ我慢できるから、昼寝したりお腹をさすったりしてやり過ごしていました。夜まで続きました。
次の朝はいつの間にか消えていたのですが、夜からまた痛み出し、
だいたい15分くらい等間隔。
昨日より少し痛いなと思って朝を迎えました。ドキドキと痛みもありほぼ寝れてません。
そして間隔が10分くらいになるときも出てきたので、病院に連絡して予定日も過ぎていることから一度病院へ来るように言われ、仕事中の旦那に連絡して帰ってきてもらい病院へ。
ノンストレステストをして赤ちゃんの様子をみることになりました。
陣痛がくると反応するというテストなのですが、私が痛みを感じても、ほぼ反応がないので、このくらいの痛みはまだまだ全然なのだと思いました。
まだ私も悶えるほどではなかったです。
そして陣痛の間隔は遠のき、帰宅することになりました。
でもその日の夜からです、かなりの痛みが15分間隔くらいで襲ってきました。
腰が痛い。お腹が痛い。
その時々で痛い箇所がちがいました。
腰は旦那を起こし押してもらったり、さすってもらったり。
次の日は日中は姉にきてもらいサポートしてもらい、夜は旦那に。
間隔が10分になり病院に電話。
病院に行くことになり、またノンストレステスト。
今回は、前回よりも痛みは増しているので反応するはず!と思っていたのに、ほぼ反応しない。
なんで??
すごい痛いのに。
この時ふと思ったのは
助産師さんたちに、私は痛みにかなり弱い人だと思われていないかと不安にもなりました。。。
そして病院で夜があけました。
ノンストレステストも少し反応する時もありましたが、まだまだ全然らしい。
でも予定日も過ぎているし、このまま入院することになりました。
徐々に陣痛も来ていたので分娩もできる部屋に移動しました。
お産が進むように促進剤を使いました。
陣痛はいい感じで来るようになっていましたが、ノンストレステストは未だにイマイチの反応。
陣痛に耐えながら助産師さんのアドバイスでバランスボールに座ったり、あぐらをかいて首を回したりしました。
旦那も付きっ切りで腰をさすったりしてサポートしてくれました。
ノンストレステストの反応に疑問を持った私は助産師さんにききました。
かなりの痛みを感じてるときでも、ノンストレステストの機械は全然反応してないのはどうして?とききました。
すると、ノンストレステストの機械をお腹に付けているのですが、肋骨の辺りに付けられていて、私が陣痛を感じている時は、お腹の下辺りが痛いのです。
助産師さんに説明するとこんな答えが返って来ました。
子宮全体が収縮しないと赤ちゃんは出てこれない。上の方も痛くならないということは子宮全体が収縮していないのかも。
と言い、下の方に付けてみてくれました。
すると、しっかり反応が出るのです!!
少し安心しました。
でも、それって、出産までまだまだってことだと感じ落胆。。。
そして、分娩室にきてからたまに先生が子宮口の開きと赤ちゃんが降りてきているかチェックの内診を何度かしてくれてましたが、一向に子宮口も広がらない。赤ちゃんも降りてこない。ただただ痛い。
深夜から病院にきて、夕方16時に子宮口が3センチだったかな?全然広がらない。こんな痛みに耐えて、広がらない。
この時、旦那も私も前駆陣痛からほとんど眠れていなくて、腰をさする旦那も力が入らず私も痛くて痛くてつらかったー。
こんな長い時間耐えてるのに子宮口はまだ3センチと言われ、陣痛がきても腰をさすってもらえない。さすってもらえれば幾分まし。耐えられる。けど疲れ切った旦那にはもう力が残ってない。それもそのはず、仕事してきて夜は痛いと私に起こされ。。。
もう、お互いが限界でした。
再度子宮口チェック。
全然広がらない。
2人だけの分娩室。
意を決して旦那に
『無痛にしちゃだめ?』
と蚊の鳴くような声で言いました。
旦那も同意してくれて、助産師さんに言いました。
そして、普通分娩が無痛分娩へ。
だんだん麻酔も効いてきて、下半身が不思議な感覚になりました。
そして子宮口チェック。
麻酔したとたんに子宮口が広がり赤ちゃんも降りてきたといわれビックリ!
そこからはお産はどんどん進みました。
痛みは徐々に減っていきましだが、陣痛がきていきむタイミングはわかりました。
限界を感じ無痛を決意してから3、4時間で我が子と初対面。
予定日10日超過のマイペースさんです。
無痛にしたとたん、焦ったのか出てくる準備をしたのかな?笑
生後4カ月になった今もたくさん寝るのんびりな子です。
飛び込み無痛にしたお陰で入院費はプラス12万高くつきましたが、娘が生まれる瞬間や生まれたての顔を鮮明に今も記憶してます。
無痛にしてなくて痛みに耐えて疲れ切った状態だったらそこまで鮮明だったかなー?と思います。
無痛のメリットを感じました!
2人目も、無痛にしたいと思っています!
著者:くん
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