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私、乳がんでした。きっつい組織検査から告知までの、心中ジェットコースターの日々 by シェリーカトウ

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健康診断で乳腺症の疑いあり、

要再検査E判定をもらい再検査のため病院へ。

 

乳がん検査といえばマンモグラフィがよく取り上げられるけど、
疑わしい組織を直接採って調べる組織診は全くのノーチェック。

注射の時に 注射器を平気で見てられる派の私でも
組織診の極太の針にはビビり、
検査後の料金の高さにもびっくり。

もうダブルダメージ、、、、

で、検査の結果どっちに出るかと
心中ジェットコースターの10日間。
いや〜〜長い長い、、、

 

長い結果待ちでぐったりのところにがん告知。

ただ、検査の時の様子や、貪り読んでしまったネットやら本やらで、
自分は こりゃ がんかな、、、
思っていたところもあったので、
正直、告知が腑に落ちました。

 

本人はそうやってじわじわ察知していたから、
少し気持ちの防御姿勢がとれてましたが、
ダンナの方が衝撃度は高かったと思う。

いつも仕事で帰宅の遅いダンナが
さすがに手につかないと 早退してきちゃったくらい。

 

当時小2の子供に話したのは入院する前。

お母さん病気になって入院するけど
元気になって帰ってくるよ、と話したら、
「その間僕のご飯はどうなるの?」と聞かれ、、、

おばあちゃんが来てくれて
好きなもの作ってくれるから、と言ったら
「ん、わかった」、とさっぱりしたもの。

実は強がってる?
などもほんとない、、、
さすがスーパーマイペース男子、、、

子供が親の病気でショックを受けてケアをしなければ、
なんて本で読んでいたのにこちらが拍子抜け。

 

私へのがん告知のその日は、12月25日のクリスマス。

ダンナも 妻の乳がん告知の上に、その妻に愛車をコスられて

こんなプレゼントいらない!(しかもダブルで)

と思ったろうな〜

 

ちょうど4年前の怒涛の冬の始まりでした。

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<<次回へ続く>>

 

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シェリーカトウ

イラストレーター。東京造形大学卒業。文具・雑貨の企画、デザイン、プロデューサーなどを経て、1000点以上の製品作りを経験し、『GOOD DESIGN賞』を2回受賞する。その後、フリーランスのイラストレーター・漫画家として活動中。

『乳がんになったけど私もおっぱいも元気です』(ぴあ)

女性がかかるがんの中で一番多い乳がん。全国でも乳がんの罹患数は増加の傾向にあり、まさに他人事ではありません。 しかし、「国民生活基礎調査」によれば、 女性のマンモグラフィー検診受診率は23.7%と欧米の7、8割という受診率と比べても非常に低いのが現状です。その主な理由は「行きづらい」「どんなことをするのかわからないので、怖い」というものです。 本書は、その問題を解決するために、乳がん検査から、がんの発見、治療までを事細かに描写したエッセイ漫画です。 実際に片方の乳房を全摘出した著者が、「乳房は元に戻るのか?」「お金はどれくらいかかるのか?」 「どんな方法で治療するのか?」「手術後も元気でいられるのか?」といった人には聞けない女性の悩みに漫画で答えます。 さらに著者の執刀医が、乳がん検診の現状やがんへの対応などをデータを交えてわかりやすく紹介。 がん罹患後の家族との関係、がん友達との会話など 乳がん患者のリアルを明るく楽しく読みやすいテイストに仕上げています。