皆さんこんにちは、最近美容院にて高級育毛剤をオススメされたちちかわです。
一気に寒くなったかと思えば、意外と暑い日もあったりして、子供の服装も何を着せたらいいのか困ってしまう季節ですが、どうせなら季節感のあるおしゃれを楽しみたいですよね。
しかしうちの子供達は、全員だいたい3歳ぐらいから
「自分で服を選ぶ・自分で着る」という主張が激しく、お母さんの用意した服をなかなかすんなり着てくれなくなりました。
それ自体はまあ自立心の表れということで、めでたい限りなのですが、問題は、その子供自身が選んだ服装のコーディネート具合です。
おかげで朝の忙しい中、大慌てで着替え直したり、一歩も譲らずあきらめてそのまま出かけたりとその時点で疲れ果ててしまうこともしばしば…。
上のイラストは、そうした「問題があるコーディネート」の一例、特に女児に顕著な例です。
ノンブランドの安い子供服というのは、なぜあれほどまでに今まで見たこともないような派手な柄ものが多いのでしょうか?
(あとなぜかたいがい「プリティ」「ラブリー」「ハート」的な英語が書いてある)
もちろん安くてサイズも種類も豊富で大変便利なので、毎シーズン愛用していますが、
するとこのように、全身柄ものコーデが完成してしまうことがよくあります。
一つ一つのアイテムは特にひどいわけでもないし、多少の派手な色づかいや重ね柄は、子供らしくてかわいいと思うけれど、なぜか娘が、さすがにそれはちょっと。という組み合わせばかりチョイスするんですよね…
そして、そのような安価なノンブランド子供服の中でも
なんとかシンプルで着回しやすいアイテムを揃えようとして陥りがちなのが、
こちらの草○彌生氏さながらの全身水玉模様コーデです。
無地で飾り気のない服がほしい時、つい単色ドットパターンのものを選ぶことが多く、
気がつくと手持ちの女児服の半分近くがドット柄になっていたことで
無地の服って必要なものなんだなぁ、と気づきました。
娘は現在小学一年生ですが、彼女のおしゃれマインドには
どうも引き算というものが存在していません。
アイドルの舞台衣装きせかえカードでも、あえて上下をセットアップで揃えず
この青いスカートと紫のブーツに黄緑のベストを合わせたら素敵かも!?などと
攻めの姿勢で前衛的なおしゃれに挑戦するのが好きなようですね。
彼女が“トーン揃え”や“テイスト合わせ”を使いこなすのは何年生の頃だろう…
」
そしてまた、一般に人が服装を選ぶ際には、色合わせやデザインよりも
重要なポイントとして、“TPOに合わせる”という大きなハードルがあります。
これは常識や社会性をもとに培われる感覚であるため、子供には難しいんですね。
なので娘の観点だと、「この素材は秋物でお出かけ用」「この薄さは夏向けの部屋着」などの
時節や気候のセオリーがないから、好きな色や可愛いボタンなどを理由にどんどん選び
結果、季節や目的が不明のおかしな服装になります。
まあそれらの感覚はおいおい覚えていけばいいとしても、
しかし真冬にわざわざ奥にしまってある麻のサマーワンピを引っ張り出してきたり
夏にレギンスをはいたりするのは、寒暖の皮膚感覚もおかしい気がしないでもない…?
まあ、真冬に半袖や素足サンダルで走る奇妙さも、ブラウスにジャージをはくのも
ある意味とても子供らしい現象だと思えば、
小さいうち限定の面白さとして、ある程度は受け入れるべきかもしれませんね…。
最終的にはもう「表裏が逆じゃなければいいか!」「風邪ひかなければいいか!」
ぐらいのおおらかな気持ちで見守っていきたいと思います…。
著者:ちちかわえみぞう
年齢:アラフォー
子どもの年齢:長女7歳、長男5歳、次男3歳の七五三トリオ
育児中の自由のなさ、動けなさを、Twitterで解消するしがない主婦。一人でこっそり食べるアイスが一番の癒やし。
ブログ:手すさびに紅き萱穂を
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