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「席どうぞ」と言ってくれたあなたへ。妊婦の自覚がなかった私に、優しさをありがとう

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初めての妊娠経験で、その上まだ初期の段階で自分自身『妊婦』という自覚が全く無かった頃の話なのですが…

妊娠中期産後とバタバタして、お友達にも中々会えなくなると思い、身軽に動けるうちに友達に会いに出掛けました。

 

帰宅時間は、夕方頃だったので帰りの電車は座席も空いていなくて、座席の前に立ち席が空くのを待っていました。

すると少し離れたところに座っていた若い女性(20代前半位だったと思います)が

「良かったらどうぞ」

と声を掛けに来てくれたのです。

 

私は、

「ん?何で譲ってくれるんだろう?私が妊婦って何で分かったのかな?」

と内心で思いながら、

「ありがとう。でもすぐ降りるから大丈夫だよ」

とせっかくの好意を断ってしまったのです。

 

暫く考えて、鞄に付いた「マタニティーマーク」の事を思い出しました。

私は付ける気があまりなかったのですが、その日、会った友達に

「一応付けておきなよ」と半ば強引に付けられたので、付けている事すら忘れていました。

あんな小さなマタニティーマークを見つけて、少し離れた座席からわざわざ声を掛けてくれた彼女に、ちゃんとお礼を言えなかった事が今でも心残りです。

 

彼女が勇気を出して譲ってくれたのに、その気持ちも汲まずに断ってしまった事もずっと心に引っかかっています。

この文章を目にするかわかりませんが2014年春、小田急線の下り電車で私に席を譲ると声を掛けてくれた彼女。

本当にありがとうございました。

座席は断ってしまい、ずっと気に病んでいたけれど、同じくらい今でも暖かい気持ちもずっと残っています。

まだまだ優しい子がこの世の中に居てくれて良かった。

あの時お腹にいた赤ちゃんは、元気な男の子です。9月で丸2歳になりました。

 

著者:あき

もうすぐ2歳児になる男の子の母親です。毎日、悪戯盛りの子供の世話でぐったりしています(笑)

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。