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切迫早産からの出産

初めての子供を無事授かり、

お腹の赤ちゃんをかばいながらも

毎日仕事へ行っていました。

子供が産まれるということで

自分の仕事を引き継ぐために

会社が雇った40代の女性に一から

仕事内容を教える日々が始まり

なかなか覚えてくれない事に

イライラしていました。

そこに加えて引っ越しの準備も

旦那は仕事が忙しいためできず

自分が率先してしていました。

これぐらい大丈夫!

これぐらい動ける!

そう思っていた時会社でトイレに入って

汚い話ですが便を出そうと少し力み

でないなーと思って便器を見ると

血で水が真っ赤に。

気が動転して震えと冷や汗で

とにかく病院に電話しました。

すぐ来てください!ということで

仕事を急遽抜けて病院へ。

少し長い時間内診をした後、

カーテンの向こうでは先生が

うーん。と唸っていました。

内診を終えて話を聞くと、

赤ちゃんは元気です。

ですが、子宮頸管が今4センチほどなくてはいけないところが2センチほどしかありません。

出血もありますのでこのまま入院して下さい。」

入院!?と思いました。

まさか自分が入院なんて。

今まで入院なんてしたことなくて

自分は大丈夫と思っていたのに

予想外すぎて頭が真っ白になって

それと同時に「赤ちゃんが今産まれると

色々なリスクがある。」と先生が話してる声が

まともに聞き取れなくて呆然としました。

「まず家族に必要なものを持って来てもらって下さい。」

看護婦さんに連れられ診察室からでたとこで

「大丈夫?」の言葉に涙が溢れました。

今産まれたら。仕事のストレスのせいかな。

あのときあんなに動かなければ。

とにかく赤ちゃんに申し訳なくて

そのあと長い時間涙が止まりませんでした。

個室でご飯とシャワーとトイレ以外は安静でした。

そこから数日するとお腹が頻繁に

張るようになりました24時間点滴の毎日。

血管が細いため血管痛や刺すのが難しく

何度も失敗したり沢山跡ができました。

入院中も朝方出血して先生を呼んだり

何もなく朝を迎えるとカレンダーに

×を書いていました。

同じように入院していたママには

「ゆっくりできるのは今だけだからたくさん寝ておいたほうがいいよ。」

と言われましたが毎日赤ちゃんことばかり

考えて気が休まる日などありませんでした。

そして入院42日目。

生産期も目前ということで退院に。

点滴のない普通の生活が

こんなにしあわせだと初めて思いました。

そこから入院していたのが嘘のように

おなかの張りは落ち着き予定日の前日

おしるしがきました。

しかし予定日の朝方おしるしが増え

病院へ。そのまま入院する事に。

そして今まで頑張ったのが報われたように

その日の夜から徐々に陣痛が強くなり

予定日の次の日の朝方無事出産。

産まれた瞬間大きな産声をあげてくれて

3252グラムで生まれました。

出血大量でしたが他はなんの問題もなく

次の日には貧血も治って安産だったと思います。

今思うと私を休ませるために

おなかの赤ちゃん

入院にしたんだと思っています。

あの出産の瞬間の感動は

忘れられないものになりました。

著者:ゆい

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