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一緒に乗り越えた出産

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深夜1時頃から寝ようとしたら生理痛より少し強めの痛みが定期的に訪れました。あらかじめ用意していた陣痛アプリを起動して間隔をはかり、痛みを耐えていたら結局寝れず。朝病院へついた時には子宮口3センチのところで、陣痛が遠退いてしまいました。

 

この時、予定日1週間過ぎ。医師とも相談して誘発剤を使うことに。じわじわ痛みが強くなり、痛い時間の方が長くなってくるにつれて思ったのは、一体どこまで痛みが強くなるのか、ということ。なんとか深呼吸を繰り返して痛みを乗り切る。

初産のため、どの程度が産まれるくらいなのかわからず、とにかく耐えるしかないと思ってナースコールも押さずに耐えました。

 

ここで役に立ったのは、テニスボール。経産婦さんから聞いて準備していたこれを、肛門に当てるようにして座りました。肛門を押される感覚が結構辛いんですが、これで和らぎました。自分で対処できるので、一人で分娩まで至った私には本当に必需品でした。

 

辛くなる痛み。いつまで続くのかわからないし、助産師さんは「まだかな」と言うだけであとどのくらいか気が遠くなる。

そんな中で私を支えたのはお腹の中の我が子。元々胎動が激しくてお腹突き破られるんじゃないかと思ったほどの元気な子でしたが、陣痛が始まると胎動がわからなくなっていました。しかし、子宮口5センチを過ぎたあたりからまた胎動を感じ始めました。

あ、お腹の中でも頑張ってるんだ。それがわかってから、痛みが来るたびに「頑張れ、もう少しだよ」とお腹に呼び掛けました。自分の痛みより、子供が苦しくないかが心配で応援していると、何故だか陣痛にも耐えられました。

そうして実際に産まれた我が子を見たら自然と泣けてきたのは、忘れられません。「よく頑張ったね」と褒めながら抱き締めたあの感覚。妊娠中の辛かったことも陣痛も全て吹き飛ばす、あれが幸せだと心から思います。

 

未知の陣痛は私も不安でいっぱいでした。でも、その後には言い表せないほどの幸せが待っています。そして、そこに向かうために、お腹の中でも一緒に頑張っている小さな我が子がいます。

出会うために一緒に頑張って、最高の幸せを味わう。そのためなら、もう一度妊娠してもいいかな、と思えた初産でした。

著者:深月

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