妊娠・出産・育児の情報サイト


だっておっぱいは赤ちゃんのものだもんね…。涙目で呟いた長男の言葉に、心が撃ち抜かれた日 by tomekko

こんにちは。

長男から次男、そしてワタシへと風邪菌がまん延するという子育て家庭にありがちな地獄に陥っているtomekko一家です。

 

さて今回は、兄弟育児あるあるの最たるところ。そうです、上の子の赤ちゃん返り

我が家は4歳差で下の子が生まれました。

ママ友には2歳差が多く、赤ちゃんを抱っこや授乳をしているのを見ると叩いたり、終わりかけのトイレトレーニングが再開したり(せざるを得なくなったり…)などの話をたくさん聞いていて戦々恐々。

4歳差ともなると、そこまではないだろうと楽観視する一方で、いろいろ分かる歳だからこそ根深い問題になるかも…とビビってみたり、産後のことを思って涙することもありました。

 

さて、いざ出産し、我が家の長男の反応はというと…?

正解は、超王道THE赤ちゃん返りでした‼

f:id:akasuguedi:20161205180111j:plain

指しゃぶり再開・おむつやおっぱいへの執着など、わかりやすいものは総なめに。

 

中でもズキンと来たのはおっぱいのこと。

 「ボクもおっぱい飲みたくなっちゃったぁ~」

退院して家に戻った夜、授乳しているのを見てからしばらくして、ヘラヘラしながら言ってきました。

こちらも冗談で、「え~?じゃあ飲んでみる~?」と言うと、目を輝かせて「うん!」と頷いたんです。

正直ホントに飲むつもりとは思わず、ちょっと引いてしまったワタシ。

4歳なのに飲むの~?赤ちゃんじゃないんだからもういいんじゃない?」とあしらってしまいました。

するとしばらくは欲しい~飲む~!とまとわりついてごねていた長男が、ふと急に「やっぱりやめとく」と離れていきました。

 

その顔を見ると、目に涙を溜めて

「だっておっぱいは赤ちゃんのものだから…ね」

と。その声は震えていました。

f:id:akasuguedi:20161205180221j:plain

おっとり物静かな長男。

あまりワガママを言って困らせることが少ない彼が、勇気を出して甘えてみたのに、突き放されたように感じてどれだけ悲しかったか。

産前まではなるべく長男に寄り添おう、優先してあげよう、いっぱい甘えさせてあげよう…と思っていたことを出産と共にすっかり忘れていたことに気づかされた瞬間でした。

 

そんな赤ちゃん返りも、次男が長男を見るとニコニコと笑うようになってきた生後3か月ごろから落ち着いてきました。

f:id:akasuguedi:20161205180248j:plain

なんかもう、母でさえ嫉妬してしまうほど、他の誰にも見せないような笑顔と声を上げるようになったんです。

 「次男くんはお兄ちゃんのことが大好きなんだね‼」

 というと、得意そうな顔でせっせと世話を焼くようになってきました。

抱っこしたい、というので、なるべく安全な場所で抱っこさせてあげたり、お揃いの洋服を着せたりすると嬉しそうにして、弟にも優しくなりました。

f:id:akasuguedi:20161205180326j:plain

こうして第一次赤ちゃん返りは落ち着いたかに思われましたが…

次回、新手の作戦に切り替えた長男の赤ちゃん返り・後編(←今ココ)です!

>>>次回のエピソード:「赤ちゃん返り」や「かまってサイン」に効く、魔法のフレーズと燃料チャージ作戦

f:id:akasuguedi:20161102165056j:plain

著者:tomekko
年齢:35歳
子どもの年齢:長男4歳、次男8ヶ月

4歳差の兄弟に日々育てられています。次男誕生を機に、インスタグラムでこそだて絵日記を始めました。ビッグベビーの次男に体力を奪われ、マイペースな長男に精神力を奪われながらも、絵を描く時間が最高の癒し。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。