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乳頭混乱になった娘を泣きながら励まして…初めての授乳は母も子もトライ&エラー

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8月16日に、第1子となる娘を出産しました。

分娩時間は18時間…後方後頭位分娩という難産で、通常赤ちゃんが産まれてくる時、旋回しながら徐々に子宮口へ降りてくると思うのですが、娘はそれができず、私のお腹の方を向いたまま降りてきました。

 

私も苦しかったのですが、もちろん娘も苦しかったはず。産まれてすぐに大きな声で泣いてくれた時は、涙こそ出ませんでしたが、それはそれは大きな安心感に包まれました。

そしてすぐに私のおっぱいを一生懸命に吸ってくれた娘。初めての出産だったので、量は出ていませんでしたが、必死に乳首を咥えて吸ってくれました。

 

次の日から母子同室。助産師さんに教えられ、慣れないながらも授乳。

私も娘も初めてのことだらけでしたが、娘は一生懸命に吸ってくれました。

そんな慣れない授乳のせいか、入院中に私の乳首はボロボロになってしまいました。

元々形がそんなに良くなく、右の乳首は長さはあるものの、真ん中が少し陥没。左の乳首に関しては、形は良いものの長さが足りず、フットボール抱きしか出来ない状態。

左右両方とも、乳首の先端は水膨れが破れて皮が剥け、付け根は横に裂け傷のようなものが出来てました。

 

病院では、塗り薬が処方されましたが、もう既に出来てしまっている傷が痛くないはずもなく、授乳の度に顔をしかめる程の激痛が走りました。

出産4日目に退院となりましたが、自宅に帰ってからも授乳時の痛みは激しくなり、出産6日目にとうとう乳頭保護器を購入することを決めました。

 

購入したのはピジョンの乳頭保護器ハードタイプ。色々調べたところ、ソフトタイプでは痛みを和らげることが出来ないと知り、少し抵抗はありましたがハードタイプを購入。

さっそく消毒して授乳してみると、痛みこそありませんでしたが、やはり産まれたばかりな上に、乳首に慣れてきた娘には少し吸うのが難しい様子。結局痛みを我慢しながら、保護器を使わずに授乳していました。

 

娘が保護器に慣れてきたのは、出産8日目くらいのこと。徐々に量が飲めるようになり、私の傷も少しずつ回復してきました。

3日後には母乳外来に行かなければならなかったので、なんとかその日までに傷を治したかったのです。

 

出産11日目の母乳外来。傷も大分良くなり、無事に授乳を乳首ですることができました。

助産師さんにも『では、痛い時だけ乳頭保護器を使うようにしましょうか』と言われ、『これで乳頭保護器の消毒の煩わしさから開放される』『娘とスキンシップをもっととれる』『母乳の出が悪くなるのを防げる』と思い、帰宅後もウキウキ気分で授乳していました。もちろん乳首で。

 

しかし、問題は起きました。夕方、先程までと同様に乳首で授乳しようとすると、娘が上手く乳首に吸い付けなくなっていたのです。それこそ産まれたばかりの時と同じように、口に含んで2.3回あむあむするも、『ポジションが違う』と言わんばかりにしかめっ面をし、しまいには泣き出してしまいました。

初めてのことに私は少しパニックになり、とりあえず乳頭保護器を使って授乳。普通に飲んでくれたので、味が悪いわけではないことがわかりました。

 

娘が寝ている間にネットで色々調べると、『乳頭混乱』というキーワードが出てきました。母乳とミルクの混合育児をしていると起こる症状だと。

哺乳瓶の乳首は、押せば出るので、上下の唇を巻き付けるようにして飲むが、乳首はアヒル口のように尖らせて咥えないと出ないし、哺乳瓶よりも出にくいので、赤ちゃんは『なんで出にくい方で飲まなきゃいけないんだ』と、パニックを起こすのだと。

 

色々改善方法が載っていました。

『マッサージをして、乳首と乳房を柔らかくしてから授乳する』

『授乳前に少し搾乳して、古い母乳を捨てる』

赤ちゃんが咥えやすいように、ハンバーガーのように乳房を潰しながら口に入れてあげる』

『出来たら褒めてあげる』

『根気よく戦う』

全部実践しました。

 

口の小さい娘に、私の乳房は大きすぎるようで、ハンバーガーのように潰しても上手く入らず、泣き続ける娘。

次第に私自身も自分を責めるようになり、少し落ち着いてきていたマタニティブルーが復活してしまいました。

 

『今まで出来ていたことが出来なくなる』これほどツライことはないと思いました。

『娘は頑張っていた。出来るようになっていた。なのに私がそれを潰してしまった。せっかく出た芽を摘んでしまったんだ』

そう思えば思うほどに涙が止まりません。

『頑張ろうね』『思い出そうね』『ほら、あむあむしてごらん?』『今出来てたよ?もうちょっと続けてごらん?』

そう娘に話し掛けながらも、私の声は震え、涙が娘の頬にポタポタ落ちていました。

 

それに気付いた旦那が、私の涙をティッシュや手で拭ってくれました。

『授乳も替わってあげられれば良いのに』と、声を掛けることしか出来ない自分に、やるせなさを感じていたようでした。

 

翌日、また同じように授乳していると、娘が吸い始めたのです!授乳を初めてから時間はかかりましたが、以前のように乳首で母乳を飲み始めたのです!

『出来た…出来たね!思い出せたね!』と言いながら、今度は嬉し涙が止まりませんでした。旦那も娘をとても褒めてくれました。

 

今日は出産してから13日目。寝て起きると飲み方を忘れてしまうらしく、まだすんなり飲むことが出来ない娘ですが、私も娘も産まれて13日。

これからも2人で奮闘しながら頑張っていこうと思います。

乳首…痛くなってきたけど、乳頭保護器使うのが少しコワイです…。

著者:にゃんこ@ABC

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