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3歳の息子が作ったクリスマスケーキ!「ぼくが40歳になっても一緒にお祝いしようね」

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豪華でなくても、時間がなくて品数がたいして揃えられなくても、食事は自分で作ることにこだわってきました。

これは子供が産まれる前からですが、自分の体に入れるものは自分の目で見て食材を選び、安心できるものを取りたい、家族に食べてもらいたいという思いから続けており、子供が産まれてからその思いは一層強くなりました。

そのため、息子と会話が成立するようになってからというもの、買い物に行けばおいしい野菜の見分け方を伝え、帰宅すれば一緒に食材を冷蔵庫にしまい、私がご飯を作る傍らに息子はいつもぴったりとくっついて様子をみていました。

男の子ですがとてもよく話をする子で、台所での時間も貴重なおしゃべりタイムです。料理に関することはもちろん、電車の話をしたり、その時に好きな歌を歌ったりしていました。

そんな息子の料理熱が高まってきたのが3歳を過ぎたころです。ちょうど第二子を妊娠しており、以前のように一日中外遊びというのが体力的にも辛かったこともあり、二人で台所に立つ時間が自然と増えていました。

包丁を握り、簡単なお手伝いならこなせるようになってきたころ、クリスマスが近づいていたので、今年のクリスマスケーキはお店で買ったものにするか、作ってみたいか聞いてみたところ、即答で作ってみたいでした。そこでどんなケーキにしようか相談して、それを絵に描いてみたり、一緒に材料の買い出しに行ったりと準備を進め、いざ作業当日を迎えました。

 

「お母さん。今日は僕ががんばるの。だからお母さんはみていて。」

 

と開始早々息子に言われました。

普段はわりとおっとりしている息子がこんなにはっきりとお願いを口にすることが珍しく、その時は気合入っているな、くらいにしか思いませんでした。

そして分量を計るのは手伝うことにしましたが、それ以外は基本的に任せてみることにしました。一生懸命材料を混ぜあわせ、トッピング用の果物を切り、クリームを泡立て、盛り付けまで、どれだけ時間がかかったか、今となっては覚えていません。

とにかく一生懸命で、真剣で、楽しそうで、その様子をみているだけで成長した姿に感動しながら、普段とは逆で、私が息子の隣で様子をうかがっていました。

そしてようやく完成した世界でたった一つのクリスマスケーキです。

完成して安心したのと、晴れやかな息子の姿に任せてよかったなと思っていたとき、突然息子が言ったのです。

 

「お母さん。いつもごはんありがとう。クリスマスケーキはぼくが作れるようになったから、ぼくが40歳になっても一緒にクリスマスのお祝いしようね。」と。

 

その気持ちが嬉しくて、こぼれ落ちそうな涙をこらえるのに必死でした。

パーティーの前に二人でこっそり味見をしたケーキはとっても優しい味でした。

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著者:つぼみ
年齢:35歳
子どもの年齢:4歳、1歳

穏やかな性格の長男といたずら大好きでやんちゃな次男を育てている専業主婦です。日々やることに追われ、あっという間に一日が終了。自分の時間なんてろくにないけど、長い人生の一時期、こんな時があってもいいんじゃないと思う今日この頃です。

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