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出産翌日、病室で過ごした誕生日。不安と孤独を幸せの涙に変えてくれた主人の手紙

出産予定日、息子が誕生しました。病院に到着してから約4時間半。

初産にしてはスムーズな出産でした。

 

翌日は私の誕生日。

旦那さんやお互いの両親が、息子の誕生と私の誕生日を祝いに病院に来てくれました。

旦那さんは「これ似合うと思うよ」と言って、誕生日プレゼントにワンピースを買ってきてくれました。袋の中にはメッセージカードも。

 

家族に囲まれている間は明るい気持ちでしたが、夕方、みんなが帰ってしまうと、病室のカーテンで仕切られた狭い空間の中でひとりぼっち。

息子が無事に産まれてくれて嬉しいはずなのに、病院で1人過ごす誕生日はとても寂しく、孤独に感じました。産後のホルモンの変化のせいかもしれません。

 

そしてこの日から始まった授乳の時間、周りのお母さんたちはちゃんと母乳をあげられているように見えるのに、私はまだ母乳が出ず、赤ちゃんもおっぱいを吸うのを嫌がって泣いてしまいます。そのことも悲しくなり、これからのことが不安になって、涙が込み上げてきました。

 

22時の授乳を終えて病室に帰ってきた私は、旦那さんにもらったメッセージカードをまだ読んでいないことに気付き、めそめそしながらカードを開きました。

 

「誕生日おめでとう。怖がりで子供なんて産みたくないって中学生の時に言ってたのに、出産を耐えてくれてありがとう」から始まり、旦那さんの優しい言葉に私は更にめそめそしながらメッセージを読み進めました。

そして最後に「俺の人生の一番の成功は◯◯に出会えたことだよ」と書いてありました。

その言葉に涙がボロボロこぼれ、鼻水の音が同じ病室の人に聞こえていたかもしれません。

 

メーカーの下請け会社で8年間働いてきた旦那さんは、この春からメーカーへの転職を目指して、いくつもの企業に応募しました。

しかし下請けからメーカーへの転職はとても難しいらしく、なかなか決まりませんでした。

転職活動中は、朝目が覚めると既に旦那さんは起きていて、隣の部屋から日本語や英語で面接の練習をする声が毎日聞こえてきました。

 

そして数ヶ月かかって、ようやく努力が実り、念願のメーカーへの転職が決まったのは出産日から約1ヶ月前のことでした。

メーカーへの転職という成功をつかみ喜んでいた旦那さんが、私との出会いを「人生の一番の成功」と言ってくれたことが本当に嬉しかったです。

 

孤独や不安を感じて泣いていた私の涙を、旦那さんが幸せな涙に変えてくれました。

赤ちゃんと私の退院日に転職先での勤務を始めた旦那さんは、毎晩勉強や研修の予習を頑張っています。

新米ママで分からないことだらけの私も、育児本を読みながら赤ちゃんのお世話に奮闘しています。

 

里帰りをしないと大変だとよく言われますが、旦那さんの傍が一番ほっとするので、最初から我が家で子育てをスタートしました。

これから育児が辛くなったり、うまくいかないことがあっても、あのメッセージカードを読めば頑張れそうな気がします。

著者:aska

出産したばかりの新米ママです。パパと息子と3人暮らしが始まったばかりで分からないことだらけですが、愛情をたっぷり注いで息子を育てていきたいと思います。

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