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息子を連れてはじめての新幹線。絵本、おもちゃ作戦に失敗し、最終的に良かったのは…

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1歳11カ月の息子と2人で新幹線に乗ることになりました。
90分ほどの2人旅です。
長い時間おとなしく座っていられるはずもない息子。
昼寝をしない日も多くなってきていたので、車内でどう過ごさせるのかが最大の悩み。
とにかく、おもちゃを色々持って行くことにしました。

 

駅で新幹線を待つときから興奮気味だった息子は、座席につくと窓から外を真剣に眺めていました。
出発すると何度も「早いね」とくり返し、車窓の風景を楽しんでいるようです。
しかし、しばらくすると飽きたのか、座席に座り直して足をぶらぶらさせ始めました。

ぐずる前に、おもちゃを出すことに。
まずは、かばんから絵本を取り出しました。
お気に入りの絵本を見て、大喜びの息子。
何度も何度も同じ絵本を読まされました。

 

それでも、さすがに1つの絵本で時間をつぶせるはずはありません。
「もう1つの絵本読んで」
息子は違う絵本を読むことを要求してきました。

厳選した息子のお気に入りを1冊だけ持ってきていた私。
「ごめんね、これしかないの」
謝ったのですが、他の絵本を期待していた息子はご機嫌ななめに。
「いやだ!もう1つ読んで!」
とうとうぐずり始めました。

本当は、このあとは折り紙を出すつもりだったのですが、予定を変更。
魚釣りのマグネットブックで遊ぶことにしました。
二つ折りになっている本を広げると、見開きで海の絵柄。
セットになっている釣りざおの糸の先端にある磁石で、マグネットの魚を釣り上げるおもちゃです。
音が出ないので、公共機関での移動中に遊ばせるのに便利と、ネットの評価が高かったものでした。

 

「じゃあ次は、これ!魚釣りができる本なの」
マグネットブックを取り出すと、息子は興味津々。
「やりたい!」
あっという間に機嫌を直してくれました。
助かった・・・。
あのまま泣かれたら、大変なところでした。

 

ところが私の喜びは、数分後には消滅したのです。
釣りざおで魚を捕まえた息子は、「見て、見て!」と、釣りざおを振り回しました。
糸の先端の磁石でくっついているだけの魚は、見事に飛んで行きました。
そして、通路を挟んだ隣の席に座る、知らない人の足もとへ。
幸い隣の座席は親切な方で、落ちた魚に気づいてすぐに拾ってくれましたが、完全に想定外の展開。

 

そしてさらなる問題は息子。
魚が飛んで行ったのがおもしろかったらしく、また飛ばそうとしています。
まだ息子には早かったかも・・・。
慌てて、魚釣りのマグネットブックを撤収しました。

 

せっかくおもしろい遊びを見つけたのに、取り上げられた息子は不機嫌に。
他に残っているおもちゃは折り紙だけです。
私が折るのを息子が待っていられる状態でないのは明確。
何とかして気分転換させないと、周りに迷惑をかけてしまいます。

 

少し悩んだところで、息子を連れて“新幹線の探検”に出ることにしました。
前の車両から後ろの車両まで静かに歩くだけなのですが、“探検”の言葉が息子の心をわしづかみ。
もう他におもしろい遊びも思いつかなかったため、通路を歩くだけの“探検”で車両を2度ほど往復。
何とか時間を過ごしました。

 

ようやく降車駅のアナウンスが入ったときには、私はぐったり。
長~く感じた90分でした。

その頃じっとしていられなかった息子も、今では成長し1時間くらいは電車でおとなしく座っていられるようになりました。
「電車では静かにするんだよね」と、自分の口に指を当て、「しーっ」と言っています。
今なら、魚釣りのマグネットブックも安心して遊ばせられそうです。

著者:シュガーバイン
年齢:30代
子どもの年齢:3歳

元気いっぱいの息子に、毎日振り回されつつ子育て中。「ママ、好き!」の言葉で、今日のイライラも疲れも吹き飛びます。

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