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回旋異常で緊急帝王切開になるはずが。手術台に乗せられた瞬間、元に戻った!?

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出産予定日を4日ほど過ぎたある朝のこと。5時半頃に目が覚めたと同時に、自分の下の方から“パチン”と音がして、その後すぐ尿が出た感じがしました。臨月に入ってから尿漏れがよくあったので、私はてっきりまた尿漏れだと思ってトイレに行くと出血していました。これが破水だったのです。

 

その1時間後ぐらいから陣痛もはじまったので、両親と主人と一緒に産院へ行きました。診てもらうと子宮口は4.5cm開いていて、陣痛の間隔も5~7分間隔。

すぐに入院となりました。

主人と母が一緒に分娩室に入る立ち合い出産です。分娩台に横になり、ここからが陣痛との戦いのはじまりでした。
最初の頃は教えてもらった呼吸法をして痛みを我慢できていました。主人も一緒に呼吸をしてくれたのですが、それを見た母はクスッと笑っていたようです。

 

しかし時間が経つにつれ、痛くて呼吸法が全くできなくなりました。痛みのせいで体力が消耗し、痛みが治まると気を失うように寝てしまい、再び痛みがはじまると目が覚める、ということを繰り返すようになりました。

主人は、右手は私の手を握って、左手は私の腰をさすりながら「ガンバレ」とずっと励ましてくれたのですが、ある時からその言葉を発する間に鼻をすする音が聞こえてきました。「もしかして泣いているの?」と思いつつも、痛みでそれどころではありません。

子宮口も全開になった時、本来ならお尻の方にくるはずの痛みがお腹にきました。
痛みの箇所がおかしいということで、エコーで確認することに。
通常赤ちゃんは、産まれる時にはお母さんのお尻の方を向いてないといけないようなのですが、この時反対側を向いていたのです。

これは「回旋異常」というそうです。 

体力も低下している上、陣痛も微弱になってきている。その上、回旋異常・・・。ここで陣痛促進剤を導入しても、子宮が破裂する危険があるということで、緊急帝王切開を求められました。

 

 先生は最初に母に確認しました。母は泣きながら「母子共に無事なら、お願いします」と言いました。

次に主人に確認。そうすると主人は私に「どうしたい?」と聞いてきました。私は泣きながら「この痛みから逃れられるなら、どっちでもいい!」と叫びました。
それを聞いた主人は「お願いします」と伝え、承諾書にサインをしました。

 

帝王切開になったので、別室に運ばれ手術台に乗せられました。
その時、今までなかったお尻の方への痛みがきたのです!


それを先生が察知して吸引による経腟分娩ができると判断したようで、「次の痛みの時にいきんで!」と言われました。
私は痛みがきたと共に「ふぎぃー!!」といきみました。
この時に先生は、回旋異常を元に戻したようです。

また次の痛みでもう1回「ふぐぅー!!」といきみました。
助産師も私にまたがりお腹を押しています。
かなり凄い光景です。


そして15時52分、無事に出産。
今までの痛みがウソのように無くなりました。

 

処置後、主人が入ってきたので「泣いていた?」と聞いてみました。
すると主人は「頑張っているのにガンバレとしか言えない、何にもできない自分が情けなくて泣いた。」と言っていました。
私は、そんな優しい気持ちが嬉しくて泣いてしまいました。
主人の優しさを改めて感じた立ち合い出産でした。

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著者:ひよこちゃんママ
年齢:30代
子どもの年齢:1歳9ヵ月

娘が寝てる間にハンドメイドしながら、日々過ごしてます。

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