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カウントダウン?初日の出?乳幼児育児には祝日なんてありません…(涙) by ユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。

突然ですが、お正月に食べるおせちに日持ちする料理が多いのは、

年始に女性が台所に立たなくていいように、という理由があると言われています。

忙しい主婦も、元日くらいは家事から解放されたいですよね。

 

我が家は夫が年末年始も仕事のため、結婚してからも私が一人で大晦日やお正月を満喫するのが恒例でした。

大晦日はテレビ番組を見ながら夜更かししてカウントダウン。

お正月は朝早く起きて窓の外の太陽を拝み、またもテレビを見ながらまったりおせち。

 

しかし赤ちゃんが家に来ると、そんな穏やかでセオリー通りの生活を続けるのは困難です。

赤ちゃんには休日どころか、大晦日もお正月もないのです。

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昨年の大晦日、息子は生後8ヶ月でした。

ちょうど夜間授乳を止めた頃でしたが、まだまだ夜中に何度も目を覚ましては泣く毎日。

私は慢性睡眠不足で、もう妊娠前とは全く生活サイクルが変わっていました。

新年のカウントダウンをする気力もなく、午後10時には息子と一緒に寝落ち。

その後夜中に23度起こされ初夢を見る間もなく、「もう年が明けたのかな……」と思いながらも必死で息子をあやし、

初日の出なんて見なくていいから、もう少し寝かせて……と、添い乳で息子を強制終了させた早朝。

元日も、テレビを見ながらまったり……とは行かず、朝から息子の離乳食を作り、

ご飯を食べさせながら片手間におせちを食べ、母乳が詰まるのを心配しながら恐る恐るお雑煮を食べ、

授乳し、慌ただしくお風呂に入れ、夜も早く就寝。

 

テレビ画面の中のまったり平和なお正月モードを横目に(「テレビ付けっぱなし、よくないかな」なんて後ろめたく思いつつ)、

いつもとほとんど変わらない日常を過ごしました。

世間がお休みでお祭り騒ぎのときは、特に育児の不自由さや大変さを感じてしまいます。

私も一年に一回、元日くらいは、オムツ替えから解放されたいなあとため息が出たり……。

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でも、悪いことばかりではありません。

確かにカウントダウンも出来なければ、テレビを見ながらごろごろ寝正月も出来なかったけど、

小さな息子が鏡餅を不思議そうに眺める姿や、干支の飾りをいじり回す姿には目尻が下がりっぱなしでした。

 

去年のお正月はお腹の中にいたんだよ、一昨年にはまだ存在すらしてなかったんだよ、と赤ちゃんの誕生の不思議を思って、我が家に産まれてきてくれたことを改めて感謝したり。

人が少なくなった頃合いを見計らって初詣に行き、息子の健康と幸せを願いながら

「私も母親になったんだなあ」とじーんとしたり。

むしろ、例年よりもたくさん笑って、たくさん幸せを感じたお正月だったのかも。

 

私は面倒くさがりなのでやりませんが、

中にはお子さんに干支の着ぐるみを着せたり、離乳食バージョンのおせちを作ったり、

忙しいながらも子育て中ならではのお正月を満喫する方もいるんじゃないでしょうか。

 

今後お餅を食べられるようになったらお雑煮やお汁粉を一緒に食べたいし、

夜更かし出来るようになったらカウントダウンも一緒にして、暗い内に初詣に並んで、

初日の出を家族で見て、お年玉をあげて…………夢は膨らむばかり。

 

育児は苦労が多いけど、いつかそれも笑い話になると信じて、今年の年末年始も通常営業です。

何年か後には、息子のオムツを変えたり、こぼした麦茶を拭いて回りながら

忙しく過ごしたお正月を懐かしく思うんだろうな。

 

2017年も、息子と一緒にたくさん笑える年であってほしいと思います。

他の育児中・妊娠中の方や、子供達を見守ってくれる全ての方々にとっても、いい年でありますように!

あと、私は絶対2018年までに最低5kgは落として、料理を上達させて、ママ友も作れますようにーーーー!

>>>次回のエピソード:痛みを感じなければ愛せない…なんて絶対ない!私が計画無痛分娩を選んだ理由

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著者:ユーラシア
年齢:30歳
子どもの年齢:1歳5ヶ月

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

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