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「流産だ!」妊娠初期の出血で蘇る悪夢…。診察を受けて判明した意外な原因とは?

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私には3歳と2歳になったばかりの息子がいます。
第一子である長男を妊娠する2年前、私は流産を経験しました。
その流産妊娠4週、生理予定日の日に大量出血、いわゆる初期の完全流産です。
私はその時、悲しくて苦しくて毎日泣いてばかりいました。
あまりのつらさに、1週間で体重が5kgほど落ちたことを覚えています。

そんな私は、次妊娠出来たとしても、また流産してしまう可能性が高いのではないかと、漠然とした不安に押しつぶされていました。

 

流産から2年後、第一子となる長男の妊娠が判明。
喜びと同時に、再び流産してしまうのではないかと毎日ビクビクしていました。
下着に血がついているような感覚に毎日のようにとらわれ、仕事中何度もトイレに駆け込み、真っ白な下着を見てホッと胸を撫で下ろす…といった日々でした。

妊娠10週。それは仕事中に起こりました。
下腹部に鈍い痛み。腰が重い。軽い生理痛のような不快感が私を襲いました。
そしてなんとなく下着が少し湿っているような違和感。
「嫌な予感がする…」
私は仕事の手を止め、小走りでトイレに向かいました。
トイレの個室に入り、恐る恐る下着をおろし、ゆっくりと目を向けると、なんと下着が真っ赤に染まっているのです。
私はゾッとしました。
2年前の悪夢を思い出します。

流産だ!」

私は急いでトイレから出て、上司に申し出た後、すぐに職場近くにあった産婦人科に向かいました。
内診台に上がった瞬間、寒くもないのに手と足がガタガタと震えだします。
震えていた手を組み合わせ、私は神様に祈りました。

「あ~流産しかけているね…」

産科医のその言葉に「やっぱり…」と思いながらも、涙が溢れました。
組み合わせた手がさらにガタガタ震えます。
「ん?あれ??」
経膣超音波を続けていた産科医が不思議そうな声を出しました。

赤ちゃん、お腹にちゃんといるよ!」

手の震えと涙が一瞬で止まりました。

「え?え?どういうことですか??」

結果、私の出血は「子宮頚管ポリープ」で、子宮の入り口にあたる子宮頚管部分に出来た良性の腫瘍が原因でした。
このポリープが赤ちゃんが包まれている膜と似ている白色だったため、産科医は最初流産しかけているように見えたそうです。
赤ちゃんはきちんと子宮内にとどまっており、心拍も安定していると産科医から言われ、私は一瞬で地獄から天国に引き戻されたのでした。

 

その後、私はポリープによって妊娠中も出血に悩まされるわけですが、不思議なことに妊娠中期でポリープは自然消滅。
長男を無事に出産することが出来ました。

 

あの時見た真っ赤な下着。
かなりショックだったようで、その後の妊娠中はもちろん、第二子を妊娠中にも何度もその記憶が夢で蘇り、バッと起き上がって下着を確認したことは数知れず。
どうやら私のトラウマとなってしまったようです。

今はまだ予定はないものの、もしも第三子を妊娠したならばきっと私はまた同じ悪夢を見るのでしょう。
そう考えるとまたゾッとしてしまうのでした…。

著者:かつどん子
年齢:30代
子どもの年齢:3歳・2歳

男の子2人のママ。毎日元気に走り回っている2人を後ろから必死に追いかける日々。趣味はドライブと食べること。週末は美味しいものを求めて家族みんなでお出掛けしています。

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