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『成人した未来のお兄ちゃんへ』3歳児を怒鳴ってばかりの育児に悩んで書いた手紙

息子3歳

娘0歳

母32歳

 

この中で一番成長してないのは…

32歳。

 

そう思わずにはいられない息子の涙を見てしまった。

 

息子が誕生日を迎えたその月に、妹が産まれた。

パパは仕事のため、息子がばぁばと一緒に立ち会って手を握ってくれていた。妹が出てきた瞬間から彼は妹をねぎらい、6ヶ月たった今でもかわいがってくれている。

 

そんな息子を、毎日母は怒鳴りちらす。

問題は兄としての行動ではない。

 

その偏食だ!!

 

朝起きた瞬間から夜寝るまで、

「お菓子食べていい?」

「ダメ、ご飯食べてから」

「だっていっぱい食べたいんだもん!怒」

の繰り返し。

 

ご飯の時間は好きなものだけ少し食べたら、

「もうお腹いっぱいで入らないかな」

「もう少し食べようよ。あとでお腹減ってもないよ」

「もうお腹減ったって言わないから~」

「じゃあごちそうさまして」

「ごちそうさま~」

少し経つと、

「やっぱりお腹減ったーなんか食べたい!オムライス作ってよ!あ、お菓子食べようかなっ♪」

「だから言ったでしょーが!母怒」

 

お菓子よりご飯を食べてほしい母は、イライラが止まらない…。

ついつい物にあたってしまい、その姿にビビって謝る息子…。

妹はまったく手がかからず、我関せずで遊んでいる…なんとまぁかわいいこと。

昔はもっと素直でかわいかったのに…と、3歳育児の難しさを痛感する毎日だが、このままではいけないと何度も自分のリセットボタンを押してみる。

 

ある夜、リセットボタンを押して寝かしつけていたら、最近は妹の寝かしつけ優先になっていたな(かわいいもんで…)と気付き、今日は息子とゆっくり寝ようと決めた。

そして、「いつも怒ってごめんね。でも大好きだから」と何気なく言ってみると、声も出さず、目にたくさん涙を浮かべて決壊させる息子の姿が…

 

不安だったんだな。

 

すごく申し訳なく、どこかでわかっていたはずなのに、受け止めてあげてなかった自分を猛省した。と同時に一緒に泣いた。

 

何度も大好きだからねと繰り返すと、頷いた息子。

その後は何事もなかったかのように、いつも通りに本を読んで寝ていったが、久しぶりにゆっくりみるその寝顔はまだ子供だった。

 

32歳は、3歳相手に何をムキになっているんだろう。

彼はこんなに我慢しているのに、なんで私は怒りに任せて怒鳴りちらすのだろう。

一番のおこさまは自分ではないか。

 

次の日、私は成人した未来の息子宛に今の正直な気持ちを手紙を書いた。

母は3歳児の子育てに悩んでいる、でもあなたのことが大好きだと。

大人になった息子が今の私をどう受け止めてくれるのか、それはわからない。

でも彼がもしも家庭を持って、子育てをするならば、この気持ちを共有するなり、反面教師にするなりして、役立ててほしいと思う。

 

手紙は彼の母子手帳にそっとはさんである。

 

その日以来、我が家から怒鳴り声が消えた。

 

…と、なれば素晴らしいが、相変わらず響き渡る怒鳴り声!

その怒鳴り声に慣れてきた息子の怒りの返事!

 

本当に子育てって難しい…。

著者:かゆらとみつまめ

男の子と女の子をもつ新米二児母です。手際が悪く、何かと時間がかかりますが、なんとか生活してます。子供嫌いだったのに、我が子ができると、子供はかわいいものだと思えるところが不思議です。最近はちょっと思えないことも多々あり…

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