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3人目の出産はその夜産みたくてスクワットで破水、陣痛、無痛分娩の4時間半

カナダで三児の母になりました。今回は去年生まれた3人目のお話です。

 

4年ぶりの妊娠判明にびっくりしたのが2月、8月末まで働き9月からは予定日の11月までゆっくりしようと計画しました。

 

2人目の長男は8日早く生まれたし、産休に入っても上の子達の世話やと癌で自宅療養の父の実家通いで体も動かしてたし、早く生まれるだろうと思ってました。

予定日1週間前には子宮口も2cm開いて、毎日『今日こそは』と思う日々。

 

カナダでは32周までかかりつけのドクターに診てもらい、それから産婦人科医にかわるか、20週くらいから産婦人科医に診てもらいます。

超音波検査は母子ともに健康だと18-20週に一度だけ。(性別がわかるのも健康ならそれっきり。)私は上の子達の時と同じクリニックに通いましたが、当時2人だった女医さんは5人に増え、検診の度に交代で診てもらいました。

出産は自分の担当医も妊婦さんも市立病院に来てします。ちなみに週保険に加入していれば検診、各検査、出産、入院全て無料(処方箋は除く)。その時もその日の当直医が来ることになるので指名もできず。お気に入りのDr.Gに当たればと思ってました。

 

予定日前の最後の検診はDr. Gだったので、今夜産みたいからマッサージしてとお願いしました。2人目の時は彼女のぐりぐりマッサージのおかげでその夜長男が生まれたので。この日もあそこの中をぐりぐり~、ところが特に始まらず。

翌日おしるしのような、ぐりぐりの出血のようなものはあったけど、そのまま予定日(水曜)が過ぎました。Dr.Gは「私は水曜と木曜も当直よ」と言ってたので、木曜日の夜に旦那も子供達も寝静まった後、コメディのDVDを見ながらスクワットを開始。3-5分やって疲れたらソファに横になっての繰り返しでした。

日付も変わろうとしてた時、横になってちょっと笑ったら急にパシャっとした感覚が。くしゃみでよく尿漏れしてたので一瞬そうかと思いきや、いつもと違う感じで、速攻トイレへ。つけてたナプキンがびっしょり。破水からのスタートは初めてでした(1人目の時は促進剤の陣痛から2人目は陣痛から)。

テンション上がりつつもナプキンを変えて、寝てる旦那を起こし出発の準備をして寝てる上の子達のベビーシッターとして兄に来てもらいました(父はほぼ寝たきりで母がそばに必要でした)。

待ってる間に陣痛もすぐ始まり、ドーナツとコーヒーを買って現れた兄にちらっとムカつきつつ、旦那と一緒に病院へ着いたのは午前1:00頃。救急外来を通して受付をしLD病棟へ。

陣痛室に移り、尿検査、体重測定、病歴やバースプラン(私は無痛分娩希望。こっちではほとんどの人が希望。これも無料)などの質問、NST抗生物質の点滴などをだんだん強くなっていく陣痛の合間にこなしました。旦那はずっと付き添ってくれました。

子宮口も順調に開き始め、まだ余裕で話せたりできる状態でLDルームに移りました(何時頃か記憶にないです)。そこで日付が変わっても当直はDr.Gだと聞いてガッツポーズ。旦那とは、残して来た上の子達は起きて泣いてないか心配しつつ、腰を押してもらったり、水を飲ませてもらったり。お留守番の兄にも携帯でメールして実況中継。

陣痛も1-2分間隔くらいで子宮口も7cmになった時は、流石に喋る余裕もなくなって来ましたが、麻酔科医の登場に親指を立てました。腰への麻酔注射は1人目の時に経験済みで、陣痛とかさらないようにタイミングを合わせてもらいました。

麻酔が効いてから陣痛の痛みは良くなり、また喋る余裕も出た頃にDr.G登場。彼女はフレンドリーで話しやすくて好きでした。それから前回の2人目の出産の時は病院に着いて40分の速さでDr.Gがギリギリ間に合った思い出話をしたり。痛みはなくとも陣痛の波はお腹の張りで分かり、そしてさほど間も無く子宮口も10cm、いきんでみようかとなりました。

ここからが少し手こずりました。久しぶり、4年ぶり、ナースやDr.Gの指導のもといきんでもなかなか進みませんでした。自分では力一杯いきんでてもまだ足りないと言われました。

中年のナースからは「恥ずかしいと思わないで。うんちするように!してもいいんだから!」とまで。そこは気にしてなかったんだけどなぁ。後で発覚したのは、次男の頭にが一部ボコって盛り上がっていてそこが引っかかり、頭が斜めの状態で上手く出てこなかったようです。

無痛分娩と言っても最後は結局痛いんです。陣痛とともに戻ってくるあのなんとも言えない出てくる痛み。横向きになったり、ベッドの上にバーを取り付けてもらってしゃがんでいきんだり(これは速攻無理ですぐ辞めました)。麻酔が全然効いてない状態で、叫びながら「無理だ。」と弱音を吐いたりしつつ、ナースとDr.Gに「2人も産んだからできるわよ!」と励まされ、旦那にも「その調子」と声をかけられすごく叫びながら、数秒で気を取り直し「次の波来ます!」といきみ叫びの繰り返し。

そしてついに、いきみ始めて1時間半の午前4:01に次男が産まれました。「頑張ったね」と旦那に言われた時は立ち会ってもらって感謝でした。

すぐカンガルーケアでへその緒が繋がったまま胸元へやって来た次男。元気に泣きながら体を拭かれ、次男の肌と感触と重みに感動でした。

へその緒を切るかとDr.Gに聞かれた旦那は丁重にお断り、というのも前回切った時にへその緒止血のクリップがが悪かったので、予想外の出血に貧血になりかけたんです。そんなことは忘れたDr.Gがニコニコで勧めてくれて、旦那は無事に次男のへその緒をカット。今回は大丈夫でした。その後もテキパキと処置され(切られることも無く裂くこともなく!)、ナースにお腹を思いっきり押されてあれも痛かったです。

次男もいろいろ診察と測定を受けました。体重が驚きの3,950g!私は身長148cmで、今回はプラス10kgの増加でした、次男のこの体重にびっくり。長男は2960gだったので4kg近い次男がお腹に入ってるとは予想してませんでした。でも確かに3人の中で一番大きいお腹でした。頭の右上付近にぼこっとありましたが、自然に治るとDr.Gが説明してくれて、蒙古斑の説明(日本人やアジア人には馴染みがあるけど、こっちではそうでもないらしいです。)も。すぐに初めての授乳も勧められ、次男も吸い付いてました。

2時間ほどLDルームで休み、車椅子で入院病棟に移りました。すぐ母子同室です。母子ともに問題がなければ出産24時間後で退院です。個室(有料)を希望しましたが、あいにく2人部屋。奥の方のベッドには既に出産された白人ママさんと赤ちゃんとパパさんがいました。旦那は仕事がある兄とお留守番の上の子達のため一度帰宅、私は寝ようとしましたが、気分が高ぶってなかなか眠れず。やっと眠れたのは午前8:00過ぎてました。

当直が変わり別の女医が産後の様子を診にきたり、後ほど旦那は上の子達を連れてお見舞いに来て、同時にカナダの親友(三児の母先輩!)と、我が子達を孫の様に大事にしてくれるカナダ人の友達の女性が来てくれました。

長女は赤ちゃんにメロメロ。長男は赤ちゃんよりも、私がどうして病院にいるのか点滴はなんでなのか質問だらけでした。それぞれ赤ちゃんを抱っこしたり、私のランチの残り物を食べたり。旦那(日本人です、旦那の叔父が移民してカナダ人と結婚)のいとこがこの病棟に勤務してて子供達にシールや風船をくれたり。帰る時は、私も子供達も寂しい気持ちでしたが、あと一泊して帰るからと説明して理解してもらいました。

その晩は赤ちゃんはなかなか寝ずよく愚図り、ナースが2時間ほど赤ちゃんを預かってくれ休めることができました。おっぱいもまだ出てなかった様です。翌朝次男の血液検査の結果もよく、この日土曜日だったので近所の友達の家に子供達を預かってもらい、お昼過ぎに旦那が迎えに来て退院となりました。

著者:ハチママ

カナダの田舎町、日本人旦那、長女6歳、長男4歳、2016年11月生まれの次男の5人暮らし。あ、柴犬も飼ってます。

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