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早く自宅に戻りたい!産後の里帰りで10年以上ぶりに過ごす実家が苦痛だった…

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実家から離れて暮らす人は大抵の人が里帰り出産をするようです。私の場合、諸事情により出産後に里帰りさせてもらうことにしました。初めての赤ちゃんのお世話は一人で不安だったし、わずかな期間の実家での生活を楽しみにしていました。

 

赤ちゃんを連れて実家へ帰ると皆喜んでくれ、本当に至れり尽くせりでとても居心地の良い生活が始まりました。「産後の肥立ちが悪くなるから動いてはいけない」と言われ、ご飯も3食しっかり作ってくれるし、掃除も洗濯もしなくていいのです。
なんて幸せなんだと思っていましたが、夢のような生活は1週間と持ちませんでした。

 

私は就職してから一人暮らしを始めていたので、家族とまともに生活するのはもう10年以上ぶりになります。そして徐々に家族の嫌なところが目につきだしたのです。

妹は、初めての甥っ子に可愛さが爆発してしまい、四六時中赤ちゃんの横に張り付いてビデオカメラを回し続けます。最初はそんな新人叔母さんの行動を微笑ましく思っていましたが、授乳中やおむつ交換中でもカメラを回し続け、だんだんと疎ましく思えてきたのです。

母は家事全般をしっかりやってくれていましたが、目についてしまったのが衛生面でした。だいたいは家中きれいなのですが、普段は気にもとめない家の隅のホコリや、台所やお風呂など水回りの汚れが気になってしまったのです。

初めて新生児と生活するにあたり私自身が若干潔癖症になっていたのだと思いますが、デリケートな新生児なので、赤ちゃんが過ごす部屋・哺乳瓶を洗う台所・沐浴させるお風呂などは完璧にピカピカであってほしかったのです。

父には、本当にうんざりでした。
赤ちゃんがやっと寝てくれたという状況で、ドアをバタン!と大きな音で開け閉めしたり、大きな声でくしゃみを連発したり…。その都度赤ちゃんは全身をビクッと振るわせて驚き、起きてしまうのです。これは何度注意しても直りませんでした。

そんな小さな我慢が積み重なり、もう実家で生活することが苦痛になってしまいました。

私がはっきりと家族に言えれば良かったのかもしれませんが、血のつながった家族でも大人になった今や遠慮というものはあり、それこそ新生児を連れて帰省しお世話になっている身としてはわがままは言えなかったのです。

些細なことでこんなに我慢しなければならないのならば、家事も育児もすべて一人でやった方が気が楽だと思ってしまいました。
産後のホルモン変化もあったのだと思います。
夜、自分の部屋で赤ちゃんと二人きりだと、「早くうちに帰りたい…」「自分の思うように生活したい…」と毎日のように涙していたのを覚えています。

結局、産後ひと月が経つと「じゃ、ありがとう」とさっさと自宅へ帰ってしまいました。今考えれば寂しそうな家族の顔が思い浮かばれます。

 

親元を離れ10年以上経つと、家族と生活スタイルも変わってしまっているし、実家で自分がどう生活していたかもすっかり忘れてしまっていました。

血のつながった実の家族だからこその遠慮や我慢もあるものです。
「里帰りした方が絶対に楽」や「里帰りしないと大変」など色々な話も聞きますが、実家への里帰りの必要性も人それぞれなのだなあと考えさせられました。

著者:mencochan
年齢:30代
子どもの年齢:2歳と4歳

2歳差の自由気ままな男の子と女の子を育てています。怒りっぽい性格なので、”日頃から平常心・怒る前に深呼吸”を心がけて育児をしています。

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