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節分を知らない息子のためにパパ鬼が登場!ママの背後に逃げながらも果敢に立ち向かうが…

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息子と児童館へ遊びに行きました。
その日は節分。いつものように息子が遊んでいた部屋に鬼が登場しました。

児童館の職員の変装なのですが、これが凝っていて、なかなかの迫力。金棒なんかも持っていて、さぞかし練習したんだろう…と思わせる計算された動きを見せてくれています。

突然部屋に乱入してきた鬼を前に、理解が追いつかずフリーズする子どもたち。
一瞬静まったあと、ギャーっと泣き声があちらこちらから上がりました。

そんな中、1歳9カ月だった息子は遊んでいたおもちゃを手に持ったまま鬼を凝視していました。息子なりに頭の中では色々と考えていたのかもしれませんが、身体は全く動かず。保護者かのように逃げまどう他の子を見守っています。

すると鬼と目が合ったようで、息子の身体がようやく反応しました。
ピクンと背中が動いたかと思うと、猛ダッシュで私の後ろへ逃げ込んできました。
意外と逃げ足は速い…。
母親の私は息子にとって安全地帯であるようです。それから鬼はみんなに豆の代わりに柔らかいボールを投げられて、退散していきました。

やっと平和が戻ったのを確認して、息子は「何か来たね」とコメント。
シンプルな感想・・・。もしかして鬼を知らなかった?
去年の節分ではパパが鬼に変装し、パパ鬼を見て大泣きしていたのに、すっかり忘却の彼方だったとは。
やはり、スーパーで購入した豆に、おまけでついていた鬼のお面だけの変装では、インパクトが薄かったのでしょうか・・・。

そして帰宅。日本の伝統行事を息子へ伝承してゆくべく、また去年の挽回をすべく、今年もパパ鬼の登場が決定しました。

去年使った鬼のお面。なんとなく我が家のイベントグッズの収納箱にしまってありました。“おまけ”だけど、大切に取っておいて良かったー!

夜、遊びに夢中の息子に気づかれないように、こそこそと準備しました。
鬼のお面を隠し持って、パパは別の部屋へ。そこでお面を装着です。ところが1年間放置していたお面は、輪ゴムを耳にかけると、ブチっと輪ゴムが切れたそうです。パパは慌てて新しい輪ゴムを探しに。

その間、息子相手に「節分とは」を説明していた私。輪ゴム事件を知らないため「何してるの・・・」と、なかなか出てこない鬼に軽くイラつきます。早くしてくれないと、息子が手に持った豆を転がして遊んでしまう。

何度目かの「豆は食べないよ、遊ばないよ!鬼に投げるの」を繰り返したとき、やっと鬼が登場しました。私の視線を追って息子が振り向くと、そこには鬼の姿が!

昼間に鬼を見ていたため、事態を飲みこむのが早かった息子。
「やめて・・・」そうつぶやくと、私の後ろへ猛ダッシュ。

けれど今回の鬼はどんどん近付いてくるので、母の背後も安全ではありません。意を決した息子は私の後ろから鬼に向かって豆を投げました。

豆を投げるスピードは、どんどん早くなり、とにかく鬼に退散してもらいたい気持ちがあふれています。息子は手で豆を握りしめては投げていたのですが、パラパラと投げるだけでは埒が明かないと思ったのでしょう。

豆をすべて鬼へと投げつけました。
容器ごと、一気に。

豆の入ったプラスチックのケースは鬼に命中!

パパ鬼は「痛いよ~」と本気で痛がり退散しました。
それから数日、誰かに会うたびに武勇伝を話したがった息子。パパの負傷を踏み台に、一歩成長したようです。
それ以来、我が家では節分で豆を入れるケースは紙で作っています。

著者:シュガーバイン
年齢:30代
子どもの年齢:3歳

元気いっぱいの息子に、毎日振り回されつつ子育て中。「ママ、好き!」の言葉で、今日のイライラも疲れも吹き飛びます。

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