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泣き止まない息子にノイローゼ…「この子の力を信じたれ」夫と2人で耐えた寝かしつけ

初めての赤ちゃんである長男は、泣いてばかりの寝ない赤ちゃんでした。

私達夫婦も初めての育児に神経を尖らせていたせいでしょうか。ちょっと泣けば抱っこ、物音を立てないように息を潜めたり、おっぱいやミルクの量に過敏になったりと、ピリピリしていました。

抱っこしてればウトウトするものの、布団に下ろすと大泣きしてしまい、なかなか泣きやまず寝てくれない日々が続きました。

朝も昼も夜もそんな調子で、まとめて二時間も寝てくれない。しかもほとんど抱っこしてないとダメでした。

寝不足でフラフラ、そしてイライラ…。

 

主人も夜の寝かしつけは積極的に手伝ってくれましたが、疲れが溜まってお互いぶつかることも増えていきました。

おっぱいが足りないのかな、とミルクを多く足したりしても、暑いのかな、寒いのかな、と衣服を調節したり、音楽を流したり、あの手この手を尽くしますが、半年経っても抱っこしないと寝てくれず。

夜中のドライブも何度も試しましたが、家に帰るとまた泣いてばかりでした。

 

育児に自信がなくなって、私はほとんどノイローゼ。痩せてやつれていくばかりでした。

ある日、泣いて寝てくれない長男に思わず、

「いい加減にしてよ!!」と布団にバッと下ろして部屋を後にしました。

別室でぽろぽろ泣いて、もう頑張れないとうずくまりました。

聞こえてくる長男の泣き声…

耳をふさいでしばらく立ち上がれずにいました。

長男の声はひたすらに続きました。

ふらっと立ち上がり、ヨロヨロ長男の元へ。

顔を真っ赤にして、涙で顔を濡らした長男。

額には汗が付いていました。

 

どれだけ泣くのをほうっていたのか、汗だくで必死に泣き続けていた長男を抱き上げたその時、目を開けて私を見た長男はピタッと泣くのを止めて、ほうっとした顔で腕に抱かれました。

ヒックヒックと体を震わせる長男が、安心しきった顔で私の腕の中でウトウトし始めました。

背中はびっしょり汗をかいていました。

 

私はまたぽろぽろ泣きました。

未熟でうろたえてばかりの、情けないこんな私の腕の中で、小さなその身を委ねる長男。

私しかいないのに、ごめんね…。

オロオロ情けないママでごめんね…。

しっかりしなくちゃね…。

 

夫婦ともに疲れ果てていて、特にノイローゼになっていた私を心配して、主人が寝かしつけのやり方をガラッと変える事になりました。

抱っこではなく布団に長男を寝かせ、胸をトントンと叩いて寝かすやり方です。

もちろん最初は大泣きでした。

抱っこしてくれと言わんばかりに泣き叫び、それでも抱き上げず、ひたすらトントン胸を優しく叩いてあやしました。

 

30~40分ほど泣き続けたでしょうか。泣くのに疲れた長男は、ウトウト。

ヒックヒックと嗚咽を漏らしながら、目は閉じて眠り始めました。

そして初めて6時間ほどまとめて眠ってくれたんです。

 

翌日も同じ寝かしつけ。大泣きでしたが30分ほどで眠ってくれて、またまとまった時間眠ってくれました。

また翌日、そしてまた翌日と繰り返し、5日目くらいには布団に下ろしても泣かなくなりました。

眠るんだ、と理解しだしたようでした。 

トントンすると瞳をトロンとさせて、10分もすればスヤスヤ。そして朝まで眠る日もどんどん増えていったんです。

最初は真っ赤な顔で大泣きする長男が可哀想で、心がくじけて抱き上げそうになりましたが、主人にこの子の力を信じたれ、と言われ、夫婦二人で眠りにつくまで耐えました。

 

まとめて眠れるようになってから、昼間の機嫌も良くなり、お昼寝もスムーズにいくようになりました。

私達が神経質にやりすぎた事が長男に悪影響を与えてしまっていたのかな、と反省しました。

 

その後次男、長女と育てましたが、基本添い寝。

スムーズにまとめて眠ってくれました。

 

長男で学んだ色んな事が、次に生かせる教訓となり、良い経験であったと今では感謝しています。

著者:テンペランス

12歳の長男、10歳の次男、8歳の長女がいます。

そして只今妊娠4ヶ月のアラフォーママです。

頼もしいお兄ちゃんお姉ちゃんとともに、四人目を楽しみにマタニティライフを過ごしています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。