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出産のフルコース

38週で予定日10日前の早朝、

尿漏れかな?と思うくらいのちょっぴり破水から始まり、病院へ。

すぐに入院となり、子宮口も堅い、まだ降りてきてもいない状態での破水だったので、本日中に陣痛が来なかったら、翌日促進剤投与、ということに。

のんびり病院でお昼御飯を食べて待っていたら、2時過ぎには陣痛らしき痛みが!

便通を感じてトイレへ行くと、嘔吐!初めてナースコールを!

そして、内診で子宮口も指一本分開口していると…この痛みに一人で挑んでいたが、旦那も仕事を早めに切り上げて一番に来てくれ、続々家族も来てくれ、一緒に居てくれた。

ソフロロジーの呼吸を練習していたせいか、夜10時には子宮口なんと8センチという驚異的な早さで開口!また嘔吐!吐くもの無しで、食切れ状態での分娩室への移動。

このペースでの開口が進み、降りてきたら、12時前後には出てくるかも!ってなったが、なかなか…何度も出て来そうな感じがしていて、『何か出る!出そう!出させてー!!』を連呼。そんなときは猛獣のように、折角手を握ってくれた旦那の手を振り払い、分娩台の動かない取っ手にしがみつく。だいぶ引いただろうな(笑)

時間ばかりかかるだけで一向に進まない状態が続き、ずっとそばで手を握ったり、水を飲ませてくれたりしていた旦那も、仕事明けでの明け方でノックアウトだったので休んでもらうことに。

3時くらいに、私の体力が続かず、陣痛も少なく…助産師さんから、無痛分娩に切り替えて、促進剤を使いましょうか、と提案され、ギブアップだった私は即答でYes。

脊髄に薬を入れる作業もキツイキツイ…お腹は大きいのに丸まらないとならなくて、さらに陣痛もくる…

打った後は即睡眠へ…2時間程寝れたか、しばらくしたら、再び陣痛開始。なかなか促進剤投与にならないので、聞いてみると、『出そうなくらいの陣痛があるようだから、もう少し様子を見てみます』と。しかし、赤ちゃんの顔の向きがおかしいことがわかり、しばらくすると、赤ちゃんの心拍も2回落ちているし、私の骨盤サイズと赤ちゃんの頭のサイズが合わないようで通るのは難しい、さらに陣痛が来る間隔が長くなってきた為、層が頭にできているということで、赤ちゃんの為に帝王切開に切り替えることに。吸引も一応してみるか聞かれたけど、もう早く出して欲しかったので、旦那と話し合って、即帝王切開への切り替えに了承。

 

担架のようなものに乗って、手術室へ移動。

不安で、準備をしている助産師の方に、つい、『痛くないですよね?』と聞いてしまった…触られているのはわかるくらいです、との応えだったが、私は元来麻酔というものがあまり効きにくい体質のようで…痛かった!!赤ちゃんが取り出されて、もうろうとする意識の中で、産声はしっかり聞けたので、ホッとできた。が、綺麗にしてくるまで待ってくださいねー、というのには待てず、痛いから次にいってください!と言う始末。感動無し…幸い間に合って、写真を。もう何がなんだかわからない状態。

先生の腕がよく、そうこうしているうちに縫合も終わり、手術終了。

しかし、意識が戻った私の身体は痙攣のようなアゴから腕にかけて震えが止まらない状態に。

部屋に移動したところからは意識が飛び飛び。高熱だったのは途中でわかったくらい。尿管を通してあるのを知らず、『すみません、だいぶお手洗いに行ってないのですが、行けますか?』と尿意を感じているわけでもないのに聞いている私。

その日は15分置きに看護師さんが体温や血圧を測ったり、子宮収縮の触診に来るように。しかしまぁ、その触診が痛い!!呼吸で誤魔化しきれず、痛いと叫び『まだですか?!』と文句。すみません…

 

そんなこんなでしたが、自分で動きがならない私の腕に赤ちゃんを抱かせて、というよりは乗せてくれたときは、やっと感動できた。赤ちゃんもがんばって降りてこようとはしていたのに、頭が反対向きをしていたらしく、開腹したら、お顔がばーんとこちらを向いていたらしい。助産師さんの間では、つい笑っちゃったくらいだったらしい。

 

3600グラムのbig boy

予定日を待っていたら、4000越え…恐ろしい。赤ちゃんの方が早めに出てくるのを選んでくれたと思って、ママ想いに感謝。

 

色々出産のフルコースを味わったけど、赤ちゃんの顔を見ていると、もうその時どんな痛みだったか、忘れるというよりかけがえのない命の力を感じた。生命を生み出す力というものを。

著者:リサ

初産婦。

男の子出産。

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