初めまして、こたきと申します。3月で2歳になる娘と、同い年の夫と、猫一匹と暮らしています。
私は里帰り出産でした。36週で転院した地元の産院は妊娠中の体調管理が厳しいとウワサでしたが、夫も宿泊可の個室があったため、一緒に育児をスタート出来たらと思い軽い気持ちで申し込みをしました。
そんな私が臨月の時に最も悩んだのは…
そう、バースプランについてです。
と言っても大したものではなくA4のテキスト片面に「どんなお産をしたい?」とか「お産のために心掛けていることは?」などの質問項目があるだけなのですが、次回検診までに記入するよう言われてもなかなか筆が進まず前日になってしまいました。
今にして思えばもっと気軽に考えたらよかったのですが、当時の私は妊娠中に推奨されているエクササイズも大してしていないし、寒くて散歩もまちまちだし、体重増加も検診の度注意されるし、マタニティ雑誌で目にするような「こんなお産がしたい!そのためにこんな事を頑張っています!」と胸を張って言えることも、強い意思もありませんでした。
そのためとにかく無事に産めればいい、必要ならどんな医療行為も厭わないので、と言う気持ちで「臨機応変に」とテキストに記入しました。
その結果。
助産師さんに軽いお説教とプランを再記入するよう指示を頂きました。
しばらく経って落ち着いてから、どうしても納得いかず別の助産師さんに相談に行きました。
いかにも泣きました!と言う顔面の妊婦が現れてその方も驚いたことでしょう。
相談に乗ってくれた方は、私の言い分をゆっくり聞いてからこう話してくれました。
これを聞いて、はっとしました。私は臨月を迎えてもまだ病院に対して「お客様気分」だったんです。どういう形の出産であるにしろ、「主役は自分」という気持ちが大変なお産を支えてくれる。だから具体的にバースプランを記入して、当事者意識を持てるようにする。言い方に差はあれど検診を担当してくれた方も同じことを伝えようとしてくれたんだと思います。
この件の他にもやや厳しい指導がありましたが、どれも「産む自信をつける」事に繋がる内容でした。
バースプランは二人目以降の妊娠時の方が前回のお産を踏まえた希望や不安が出てくるためずっと書きやすくなるそうです。もし私も次回があれば、今度はあれこれ悩まず、スムーズに書けたらいいなと思います。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
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著者:こたき
年齢:27歳
子どもの年齢:1歳11ヶ月
2015年3月に娘を出産。かわいい我が子の成長をtwitterで綴っています。
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