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「悪いところはないのよね?」ってどういうこと?お見舞いに来た義祖母の言葉にショック!

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体重の増えすぎやら高位破水やら、そんなことを乗り越えて無事に出産した私。娘はとってもふにゃふにゃで、愛くるしい。ちょっと顔が赤くお猿さんっぽいけどとっても可愛い。ミルクをごくごく飲んで、飲みすぎて盛大に吐くけど可愛い子。完全母子同室で初めての育児スタートに戸惑いつつも、幸せにお世話していました。

出産3日目、その日、旦那は仕事で病院には来られなかったのですが、義実家の人たちがお見舞いとお祝いに来てくれました。私が出産した病院は完全母子同室だったので、その場には生まれたての娘もいます。来てくれたのは、義父、義母、義祖母。義父と義母はにこにこと笑顔で病室に入ってくるのに、義祖母は何だか顔に張り付けたような笑顔。口は笑っているけど、目が全然笑っていません。はっきり言って、不気味で怖い…。

 

そして次の瞬間、義祖母の口から出たのは「悪いところはないのよね?」でした。「え…?」と、自分の中で一瞬時が止まるのを感じました。義祖母は「ですから、悪いところはないのよね?」と。「ああ、娘のことを言ってるのか。私の体調を気遣うでもなく、娘の誕生を祝うでもなく、この人が一番に気にするのはそれか」と、やっと理解が追いつきます。
理解は何とか追いつきましたが、言葉が出てきません。義父、義母が引きつった笑顔のまま固まっているのが、なぜかとっても遠くに感じました。

体感ですが、10秒は時が止まっていたと思います。ようやく私の口から「ええ、今のところは」という言葉が出ました。それを聞いて義祖母は、やっと満面の笑みになります。「そう、よかったー!U家の初孫だもの、何かあっては困りますからね!」と。義母は「ね、出産って大変だったわよね、おめでとう!」と話を変えようと必死でした。

 

私は、空しくなりました。これだけ頑張って産んだのに、義祖母にとっては「悪いところのない子」じゃなければいらないのか、と思うと非常にショックでした。

それまで義祖母のことを、個性的だけど優しい人だと思ってたので、余計にショックを受けました。

 

その場では義母が必死でフォローし、何とか40分ほどでお見舞いが終了しました。そして、娘とまた病室で二人。涙があふれてきました。最初、何の涙なのかわかりませんでした。ただ、眠っている娘の小さい手を優しく握って、柔らかいほっぺたをぷにぷにと触って、泣いていました。

 

私は、無条件でこの子が受け入れられることを期待していました。むしろ、そうされることが当然だと思っていました。でも現実は違いました。少なくとも、義祖母にとっては。「何で?どうして?もし“悪いところのない子”じゃなかったら娘は受け入れられなかったの?」そんな気持ちがぐるぐると自分の中で渦巻いて、吐き気がしてきました。

生まれた瞬間、すべてのことがわかるわけじゃないのです。大きくなってから病気をしたり、事故に遭いケガをしたり、そういったこともありえる…。その時娘はどう思われるのだろう。悔し涙が出てきました。

出産3日目は、この先のことを色々考えすぎて、私にとってとてもヘビーな一日となったのでした。

著者:りょうか
年齢:33歳
子どもの年齢:3歳1カ月

30歳にて娘を出産。私に似ずワンパクでひょうきんな娘に振り回される毎日を送っています。
最近ちょこっとだけしっかりしてきた娘に成長を感じています。

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