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無痛分娩のはずなのに…!絶え間ない激痛に大ショック!!

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そもそも、私は痛いのが大嫌い。

出産は痛い、とっても痛い、というのを知った4歳の時、母に、

「私は子供は生まない。痛いから」

と宣言したくらい、絶対に痛いのは嫌。

だから、無痛分娩、というものがこの世に無かったら、出産自体検討しなかったであろうくらいであるので、当然、妊娠が判明した当初から、無痛分娩を希望していた。

…なんなら、妊娠する前から、どこの病院が無痛分娩に対応しているのか、確認済みであった。

 

無痛分娩に対して、賛否両論あるのは知っているが、反対する人は、例えば抜歯するときに麻酔しないのだろうか?

抜歯どころか、最近の歯医者は、削るだけでも麻酔するではないか。

歯医者で麻酔を打つのと何が違うのか?

昔はみんな痛い思いをして生んでいた、というのなら、昔はみんな痛い思いして、ペンチで歯を引きちぎられていたのだから、今も引きちぎられなさい、と言うのだろうか。

出産だけを特別視し過ぎなのであって、他の医療行為同様、過剰な痛みは麻酔で緩和して然るべき、というのが、私の感覚である。

 

さて、揺るぎない意志でもって、無痛分娩を選択したわたくし。

破水が来て、いよいよ陣痛、出産、と未知の領域に踏み込むときも、パニックにならず、若干余裕を保てたのは、無痛分娩と思えばこそ。

しかし…しかし。そうは問屋が卸さなかった…。

 

破水が先に来たため、陣痛促進剤の点滴を入れ始めて数時間後、生理痛のような痛みを感じだす。

午前の診療が終わり、様子を見に来た先生より、「もう麻酔入れられるけど、どうする?」とのお言葉に、「お願いします!」と即答。

まず、背骨の神経に沿って管を入れるのだが、この作業が結構痛い。

これ用の麻酔が欲しいくらい痛い!

でも、絶対に動いちゃダメなので、動かないで!背中丸めて、固まって!と、

普段温厚な先生から、珍しく厳しい指示が飛ぶ。つまり、それだけ動いたらヤバイってこと。

これは、本格的に痛くなってからじゃ無理だぞ…。

無痛分娩希望の方、遠慮しないで、初期段階から入れてもらった方がいいですよ。

管を入れる作業をしておかないと、麻酔入りませんからね。

 

その後、ついてくれた助産師さんから、

「麻酔に頼っちゃ駄目。自分で産むんだ!って強く思って。自然が一番だから。

麻酔は、あくまでおまけだからね。ほんの少し和らぐ、くらいに思ってね」

と、私的には結構とんでもないことを言われるが、いざその時になれば、先生に麻酔足してもらえるだろう、と思っていた私。

いやいや、甘かった…。

 

結局その日は、出産に繋がる陣痛がつかず、ただただ痛いだけで終了。

次の日の朝、また別の促進剤を入れるので、今夜は少しでも体力温存して寝てください、と言われ、寝ようと試みるも…

痛すぎて、眠れない…!!

麻酔を足してくれないかお願いしても、1時間に1回しか足せない、というすげない回答。

再び、麻酔に頼らないよう諭される…いやいや、じゃあ無痛分娩なんて、そもそも対応するなよ!と言いたくなりましたが、病院の方針とは、違う主義・主張を持った助産師さんも居るわけです。

そして、出産の現場に、先生はほぼ居ない!

そう!ほぼ!居ない!!

要所要所では、ちゃんと様子見に来ますよ。

でも、無事に出産が進行している限りは、助産師さんが仕切る。

それが通常のお産なんですね。

つまり、助産師さんの考えが、先生の考えよりも、色濃く反映されるわけです。

…もうこの時点で、若干嫌な予感はしてました。

でも、この助産師さんも、冷たい方という訳ではない。人情味あふれる方なんです。

だから、眠れず苦しむ私に、1時間に1回は、きっちり麻酔を足してくれました(笑)

おかげで、数分ごとに目が覚めつつも、細切れにまどろみながら朝を迎えることに。

この、細切れのまどろみであっても、ほんの少しでも眠れたことが、最後の最後、陣痛MAXの出産に、効いてくるんです。

 

翌朝7時、2本目の陣痛促進剤、点滴開始。

先生から、これで駄目なら帝王切開との宣告あり、半ば覚悟しつつも、陣痛来い~!!と祈るような思い。

それにしても、本格的な陣痛はまだ来てないのに、もう耐えられるギリギリの痛み。

助産師さんに訴え、次から少しだけ強い麻酔薬に変えてもらえることになった^^!!

次の麻酔のタイミングを心待ちにしつつ、痛みに耐えていると、1時間ほどで、急速に陣痛がつきだし、あっという間に5分間隔、3分間隔、と縮まってきた!

にわかに周囲が色めきだし、一旦家に帰っていた母も呼ばれる。

(夫は、入院当初からほぼつききり。)

助産師さんは、間に合うかしら…と心配していたが、超ご近所の為、5分ほどで到着して驚かれる(笑)

8時くらいに朝食が出されるが、全く食べられる気がせず、お茶を飲むのがやっと。

助産師さんから、食べるよう促されるが、どうあっても無理、一口も入らない。

も~嫌だ。出産後にタイムリープしたいよぅ…。

とにかく痛い。寝ても座っても立っても痛い。

腰やお尻を押すと楽になる、とよく聞くけど、私は触られただけで痛いので、とにかく触らないで!と夫にリクエスト(笑)

ここでも助産師さんから、「痛い~!って叫んだら、赤ちゃんに酸素が行かないから、痛いっていう代わりに息を吸って、吐いて!」と指導が入る。

き、厳しい…。

 

そういえば、前回の麻酔から、1時間経ったよね…!新しい麻酔薬…!と期待していると、助産師さん、内診を開始。

そして、「子宮口全開ですね。麻酔は足しません。」

え…今なんと…?!マジで?マジで言ってるの?

こっからが最大級に痛いって時に、マジで~?!

…もう、しょうがない。抗議する声も出ないほどに痛い。

ここまで来たら、産むしかない。

ビビってたら、いつまで経っても赤ちゃんは出てこれない。

さっさと産んで、終わらせるしかない!!

※ちなみに、この時の内診は、全く痛くなかった。

子宮口が開くほどに、痛くないものなのかもしれない。

 

ここで先生が登場し、再度内診。

「うん、もう全開だからね。このまま産めれば一番いいけど、辛かったら吸引もできるからね…」

と小声で言う先生は隅に追いやられ、さぁ、自然に産むわよ!と助産師さん気合十分(笑)

痛みを緩和するすべてを諦めて、急速に腹を括った私、助産師さんの指示を全面的に受け入れ、全力でいきむ!

「いま、赤ちゃんが産道を広げて通って来てるからね!1人目は、この作業が必要だけど、2人目は要らないから!」

と、助産師さん。

いま、その情報いらねぇ!(笑)

もう出産は二度とゴメンだ、と思ってるこの時に、何故(笑)

とにかく、早く出て来てー!元気に泣いてー!との一念で、いきむ!

覚悟を決めたのが良かったのか、上手だと助産師さんに褒められ、頭が見えたよ~!と励まされるも、

えっ?!じゃあ何故泣かない?!

と、逆に不安になって、陣痛の波を逃さず、必死にいきむ!

(冷静に考えれば、頭が見えただけであって、まだ生まれていないのだから当然だ)

足元から、「がんばれ!」と声が聞こえ、見ると先生が居る。

午前の診療直前のタイミングでの出産。

いつも小声の先生が、しっかりした声で、がんばれって!先生も、テンションが上がってる!と地味に嬉しい(笑)

 

なんか出る、なんか出る、という感覚とともに、頭が出て、肩が出て、はい、もういきまずに、ふぅーっと呼吸して~!と助産師さん。

泣かないの?泣かないの?とやきもきした次の瞬間、ぎゃー!!という、しっかりした産声を上げてくれました!!

私は、とにかく赤ちゃんが泣いたことにほっとして、自分は全く涙は出ないものの、とにかく全てに感謝が溢れ、ありがとう、ありがとう、と周囲に連発する状態に(笑)

母は、感動して泣いてました。

夫は、泣いてませんが感動しすぎて、カメラをまわすのを忘れました(笑)

 

しかし、腹括ってからが早かった。

分娩時間1時間半という、異議ありな記載が母子手帳にはされていましたが(笑)、とにかく安産でした。

終わってしまうと、まぁ、出産の痛みを経験できたのもいい経験か~と思えましたが、非常に痛かった。。

産道を縫合する時、「痛いっ」と私が言ったのに先生がびっくりし、「えっ?最後に麻酔入れたのいつ?」と助産師さんに聞いているのを耳にして、

あー、先生は、しっかり麻酔効いてると思ってたのかー、と知った次第です。

 

これから出産する皆さんへ。

無痛分娩を選択するからには、痛いのが嫌だからですよね。

健診の時に、麻酔はどの程度足してもらえるのか、陣痛MAXの時も、痛みを緩和してもらえるのか、納得するまで、何度でも確認しましょうね。

そうすれば、とにかく無痛に拘っている妊婦だ、とカルテにも載るのでは。

そして、現場の助産師さんにも、伝わるのでは!(笑)

私の友人達も、無痛分娩を選択した人は何人かいますが、最初から最後まで、全く痛くなかった、という人もおり、病院によって、どの程度を無痛とするのか、基準は本当に様々です。

その病院の方針と、自分の希望に寄せて対応してもらえるのかを確認して、無理なら痛い覚悟を決めるか、もしくは転院を検討しましょう。

私は、結果としては良かったですが、ただでさえ余裕の無い出産のただ中で、自分の想定していたことと違うことばかり起こるのは、なかなか辛かったです。

そして、付き添っている夫も、すごく痛そうなのに、麻酔を足してもらえないのはショックだったそうです(笑)

後悔しない為に、自分から、少しでも疑問・不安があれば、積極的に確認しましょう!!

著者:ゆらりん

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。