私の夫は兄弟の末っ子です。
ひとりだけ年の離れた子で、私はその夫より7つ年下なので、夫の兄や姉の子(甥っ子や姪っ子)とのほうが年が近いという不思議な状態になっています。
姑が40歳で夫を出産したので、私と姑の年齢差は47歳もあるのです。
そのため、姑にとって私は「孫」のようなものらしく、一線を置いたお付き合いになっています。
これは夫自体が義実家と距離を置いているからもあると思います。(家は近い)
妊娠がわかった際にも、「伝えておかないと」と電話で伝えましたが、夫は「別にわざわざ言わなくても良いのに」と言っていました。
姑は大変喜んでくれたので、電話してよかったと感じた…のですが…。
それから数日後、自宅のチャイムが鳴りました。
夫の姉、「突然の来訪」です。
この義姉というのがちょっとクセモノで、デリカシーが無いというか、悪気なく素直に思ったことをすぐ口にしちゃうタイプ。
内心ゲッと思うわたし・・・。
「まほちゃん、きいたよー!あかちゃんできたんですってー?」
姑に会いに来たついでに、我が家にも寄ったようです。
「は、はい…。」
「えー、でも全然わからないじゃない、今何か月ー?」
と、嘗め回すように私を見る義姉。
「5か月に入るところです。」
「えー、うそー、私の時はもっとボーンと大きくなったよー?大丈夫なのぉ?」
「もっと太らないと赤ちゃん育たないよ!」
「ちゃんと二人分の栄養とってるぅ?」
と、こちらが心配になるような言い方をされてしまいました。
「だ、大丈夫です。検診にも行っています。」
実際、検診では順調に赤ちゃんは育っていて、逆に「赤ちゃんが大きくなりすぎないように」と注意されるほどでした。
そしてマシンガンのように「自分が妊娠した時の話」をまくしたててから、
と…。
治療の日々を思い出し、
怒りたい気持ちをぐっと抑えて、「アハハ…」としか返せませんでした。
この間、時間にして5分…しかし、私の体力はごっそりと削られ…
「それ私以外に言ったらダメですよ…?」と思った私でした。
夫が義実家と距離をおく理由がすこしわかったような…。
何歳になっても、発言には気を付けようと思った出来事でした。
>>>次回のエピソード:市販の点鼻薬が心配…花粉症妊婦の私が出会った“ボソボソ”先生 by ゆうひまほ
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:ゆうひまほ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:1歳
36歳で妊娠出産、現在元気いっぱいな一歳男児を必死で育てています。広島を愛するアニソンヲタなミーハー主婦。
イラストだけでなく、手芸やDIYも好きな、「なんでもとりあえず自分でやってみる」派です。現在はそれらに没頭する時間が無いのが悩み。
ブログ:よいやさのゆっちサン
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