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急に喋らなくなった次男。自閉症の特徴にことごとく当てはまり、保健師さんに相談してみると…

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1歳を迎えたばかりの次男は、早産で生まれたこともあり、発達はゆっくりめでした。
首がすわったのは生後5ヶ月、はいはいは10ヶ月頃、歩き出したのも1歳3ヶ月と全体的に遅め。しかし、驚いたことに発語は、早産児にしては早かったのです。
1歳を迎える前から「ママ」「まんま」を言い出しました。
長男の発語が2歳半と、かなり遅めだったので、次男の発語の早さにはとても喜んだことを覚えています。
1歳3ヶ月には「ママ」「パパ」「まんま」「ばぁば」「わんわん」「ばいばい」など、月齢にしてはしっかりと単語を話せており、1歳半検診の問診票にも、発語の欄にそれらを自慢げに書き込んだのです。

しかし、1歳半検診が目前に迫った頃、ふと気がつきました。

「ん?おかしいな。最近喋らないぞ」

あんなにたくさん出ていた単語が、全て引っ込んだのです。
数日様子を見ましたが、喃語はあるものの、以前のように意味のある単語は話しません。

「こんなことってよくあることなのかな?」

そう思いながら、発語が減ることについて、軽い気持ちでインターネットを使って検索してみることに。そこには驚くことが書いてありました。

「自閉症の大きな特徴に言葉の退行がある。それまで言っていた言葉を言わなくなる」

え…?

ちょうど長男が自閉症検査を受けた後で、「自閉症ではない」と診断がくだり、安心したばかりの出来事だったのです。
「まさか。あり得ないでしょ」そう思いながらも、幼児の自閉症の特徴を調べていく私。
「つま先で歩く」「クレーン現象」「くるくる回る」「タイヤなど回るものを見ることが好き」「多動」
恐ろしく当てはまるのです。
特徴を読めば読むほど、私の心臓がドキドキと波打つのが分かりました。

 

そして迎えた1歳半検診。

ちょうど普段の昼寝時間と重なってしまったため、とにかく機嫌が悪い次男は保健師が提示する質問にはほとんど答えられませんでした。

自閉症が気になる旨を保健師と医師に伝えましたが、「それは正常発達の子でもあり得る特徴ですから。まだ気にしなくてもいいですよ。2歳になってまた考えましょう」と、あっさり言われてしまいました。

そうは言われても、「もしもそうなら早く療育に行かせたいのに」と焦る日々。
しかし保健師も医師も「今はまだ診断はつかない」と口を揃えて言います。
私は「色々考えても無駄だ。今はのんびり構えることを徹底しよう」と、あまり自閉症のことは考えないようにしました。

「遅かれ早かれ、3歳を迎える頃には診断がつくだろう…」

少し前向きになった頃、ふと気がつくと話せる単語が増え、気にしていたつま先立ちやクレーン現象、くるくる回るなどの行動がほとんど無くなりました。
しかし、月齢にしては言葉は少ないし、多動な面もあり、やはり発達の面で少々の不安はあります。

万が一診断がくだった時には、母親として次男の成長の手助けを精一杯出来るよう、心の準備だけは万全にしておきたいと思っています。

著者:かつどん子
年齢:30代
子どもの年齢:4歳・2歳

男の子2人のママ。毎日元気に走り回っている2人を後ろから必死に追いかける日々。趣味はドライブと食べること。週末は美味しいものを求めて家族みんなでお出掛けしています。

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