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怒鳴ってしまう罪悪感、子育てが怖い…。誰にも言えなかった心を助けてくれたのは

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我が家は授かり婚で、妊娠も出産も子育ても、結婚生活すら初心者という、何もかもが不安だらけのスタートでした。

ですが思ったより2時間おきの授乳も、夜泣きも、子育てに関することはまったく辛くありませんでした。辛さよりもずっと我が子の可愛さが勝っていました。

私は子育てに向いていたのかもしれない、そう思うほど子供に優しく接することができていました。

 

やがて寝返りが打てるようになると、あっという間にハイハイを覚え、つかまり立ちをする頃になると、これまで以上に目が離せなくなりました。

そうなると自分のやりたいことや家事すら、思うように進めることができなくなりました。でも赤ちゃんだから仕方ない、そう割り切って子供へさく時間を日に日に増やしていきました。

歩くことができるようになり、今まで開けられなかった扉を開けたり、段差を登ったりするようになってからはさらに大変でした。

ある日突然包丁を手にしていたこともあり、子どもの一挙一動に恐怖を感じ、なおさら目を離さず、家中のあらゆる危険の可能性を無くそうと眼を凝らす日々でした。

 

それでも男の子だからなのか、何もかもが興味の対象となり、触ったら危険なものばかり手を出すようになりました。言っても伝わらない、痛い思いをしても繰り返し同じことをする息子。

このとき息子は1歳6ヶ月くらいでしょうか。私の我慢も限界に達してしまいました。あれほど可愛くて仕方がなかった我が子に向かって、奇声にも似た大きな声で怒鳴ってしまったのです。

当然、我が子は驚いて大泣きし、きっと私に対する恐怖が植え付けられたと思います。

すぐに思い直し抱きしめようとしましたが、息子は後退り。心がとても痛くなり、怒鳴った私自身も泣いてしまいました。

 

その頃私は、旦那にもイライラしていたと思います。転職を繰り返し、早く帰れるようになったのにもかかわらず、家事も子育ても見て見ぬフリをされ、小さなイライラが積み重なっていた頃でした。

旦那へのイライラを、何もわからない小さな息子にぶつけていました。

 

一度怒鳴ってしまうと、自制心も崩れ、その後は何度も息子に向かって怒鳴り散らしていました。1日の中で私が息子に笑顔を向けた回数は、片手で数えられるほどだったと思います。

息子と別の部屋へ行き、ひとり引きこもった時間もありました。とにかくひとりになりたくて、この生活をすることになってしまった人生を恨みました。

 

ここまでの経験は誰にも話せていません。

息子に酷い仕打ちをしたことを、誰にも相談できずにいました。

 

けれどこの心苦しさから解き放ってくれたのもまた、息子でした。

現在1歳8ヶ月の息子は、ものすごく成長してくれていて、私の言葉を聞いて自ら動けることも増えました。そしてふと急に、後ろからハグをしてくれることや、頭をなでなでしてくれることも。

あんなに酷いことをした私にも、満面の笑みでぎゅーっと抱きしめてくれるんです。

私は息子の成長に助けられました。これからの子育てが恐怖になってしまった私でしたが、この子となら大丈夫だと思えました。

 

今の私は笑顔で1日を終えることができています。息子もまた、笑顔を向けてくれることが増え、スキンシップの時間も以前より濃く長くなりました。

以前は可愛いなと思っても、愛情表現としては薄かったほうで頭を優しくなでる程度でしたが、今では体も徐々に頑丈になってきた息子なので、思い切りハグをするようにしています。

 

スキンシップは親子の絆を深めてくれます。心に闇を抱えていると、自然とスキンシップの時間も濃さも減っていきます。

もし同じことに悩むママがいるのなら、子供のことを抱きしめてあげてください。

そのときに、ごめんねって気持ちでもいいんです。罪悪感を持ちながらでも、抱きしめることで子供は愛を感じてくれるはずです。

そのうちマイナスの感情は薄れ、きっと素直に笑顔で子供とのハグができるはずです。

 

どんなにうるさくてわがままな子供も、いずれは大きく成長します。悩んでいる間にも子供はどんどん育っています。その過程で、少しでも楽しい時間を親子で過ごせたらいいなと思います。

まだまだ怒鳴ってしまう時期はこれからもあると思いますが、そんなときに落ち込んでしまうよりも、それを乗り越えたときに親子の絆が深まるんだと、この経験を通して私自身も成長できればと思います。

著者:riy

1歳8ヶ月の息子と1日を過ごしている、専業主婦のママです。

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