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兜飾り、いる…?捨て変態でも捨てがたいからこそ困る、節句人形の選び方 by ゆるりまい

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 こどもが生まれると、一度はみんな悩むんじゃないかと思うもの。それは節句のお祝いに飾るアレ。女の子なら雛人形だし、男の子なら五月人形や兜や鯉のぼりなどなど。うちの場合、男の子なんで後者だったんですが、まぁ迷いました。

 まずいるかいらないか(そこからかよ!っていう)。私自身はさほどいらないかなぁなんて思ったりもしたんです。なぜなら我が家にあった雛人形が悩みの種でもあったから。我が家には祖母の時代から受け継がれてきた立派なお雛様がありました。しかし立派といえども汚家だった頃の保存状態が良くなかったせいで、かなり老朽化が進んでしまい……。5段あってとにかくでかく、ただ収納しておくだけでも場所を取るんですよね。

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 度々処分する案が浮上するも、あと一歩のところで勇気が出ず、ずるずると所有していました。結局、昨年雛人形のご供養に出したのですが、そこまでいくのに本当に長かった…!雛人形とか五月人形は思いが詰まっている分、捨て変態といえども気軽に考えられないものなんです……。

 だからこそ息子にも簡単に買えずにいました。もしかしたら私のように、将来「これどうしよう…」という思いをさせてしまうかもしれないなぁと。でも息子からしたら、分かるようになった時になかったら寂しい思いをするかな?とも思ったり。

 結局、夫が旅先で小さな陶器でできた五月人形を買ってきて、また母が刺し子で五月人形の飾りを作ったので、その2つが我が家の5月の節句の飾りになりました。

 

 ところがそんな中、夫の実家から、息子に兜を贈りたいというお話をいただきました。けれどさすがは捨て変態の義父と義母です。「邪魔にならない程度のサイズでなら贈ってもいい?」と聞かれました。(これを聞かれた時、本当に申し訳なくなりました…。)正直なところ、もしいただけるのであれば小さく収納できるものがいい!という気持ちがあったので、それを伝えてプレゼントしていただきました。

 

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 そうして息子に贈られたのは、地元仙台の武将伊達政宗の兜をかたどった素敵な兜。息子の名前入りです。オフシーズンは台座である箱に仕舞えば小さく収納できるので、押入れの中でも省スペースに収まります。これはとってもありがたい!正直に収納可能なサイズを伝えて良かったです(笑)。

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 この我が家に合ったサイズの兜を毎年飾って、家族みんなで楽しめたらいいなと思っています。

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ゆるりまい

大人3人と子ども1人と猫4匹暮らし。 本当はなんにも持たないで生活したい、 そんな願望を持ちながら生きています。 

書籍:『わたしのウチには、なんにもない。』(1-5巻)、『なんにもない部屋の暮らしかた』、『なんにもない部屋で赤ちゃんを育ててみれば』など

ブログ:なんにもないブログ

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