こんにちは、肉子です。
不妊クリニックで初診から10か月。その間、採卵2回・胚移植3回をトライしてやっと妊娠することができました。この時わたしは33歳でした。
通院している間は、ほかの患者さんがどんどん卒業していく中だったので時間が長く感じられましたが過ぎてみればあっという間ですね。
その後、地元の市民病院に転院し、順調な日々を送っていました。
えっ、これで妊活は終わったって?
いえいえ、妊活は
「妊娠できました、ハイおわり」
じゃないんです。
赤ちゃんの顔を見るまでは安心できねぇ~。
いま思い返すと、この第一子を妊娠してのんびりマタニティライフを楽しんでいた8か月間が、わたしの人生で一番なんの悩みもない自由な時期だったなぁと思います。婚活しなくてもいい&妊活しなくてもいいって素晴らしい。
そして予定日となり、長女ジルを出産しました。
よく泣く子だったので産後しばらくはまったく眠れず…。
現在は3歳半で、毎日元気に走り回ってます!
ウッウッ…あのときの胚盤胞がこんなにデカくなって。
ところでみなさん、こんな都市伝説を聞いたことないですか?
これ、何を根拠にそんな話が出回るのか気になってネットでいろいろ調べたのですが出所は不明です。厚生労働省で統計でも発表されてるわけでもないし…と思っていたのですがジルが1歳になり、その後なんとなーく過ごしていたら自然妊娠してました。
かかのつけの産婦人科のお医者さんいわく
グウの音も出ないぜ。
そんなわけで、現在は二人目のクリスは1歳半。
きょうだいケンカ仲良くしながら、毎日とてもクソうるさいにぎやかです。
「体外受精で大金つかわなくても、自然にまかせてれば妊娠できたんじゃないの?」
なんて言われたりもしますが、一人目が産まれなきゃ二人目は絶対にできないので、わたしの妊活には体外受精は絶対に必要だったと思っています。
体外受精へのステップアップについて、動機などを聞かれることがあります。
わたしは、とにかく「後悔したくない」が一番大きな理由でした。
2014年、日本産科婦人科学会発表のデータですが、いまの時代21人にひとりが体外受精児です。クラスにひとりは体外受精児! 過去最多だそうです。
昔は「試験管ベビー」なんて言われ、まだ抵抗感ある方も多くいますが、わたしは我が子を体外受精で妊娠・出産したことをオープンにしています。
迷っているかた、体験談を聞きたいと思うかたの力になれればと思っています。
全12回でお話した不妊治療話は、今回で終わりです。
妊活されている方の不安や迷いが少しでも晴れることを願っています!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:肉子
年齢:37歳
子どもの年齢:3歳・1歳
100人婚活地獄から這い上がり30歳で結婚。健康には自信マンマン・産む気マンマンなのに不妊でずっこける。成果が実り、現在は2児の母。
ブログ:ヲタ腐ダイアリ
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