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不安な妊娠期間

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第2子が妊娠8ヶ月に入った頃、急にお腹が痛くなりました。

それは約10分間くらいでしたが、立ち上がることもできず床に横になって耐えました。

丁度、上の子も就寝中で、一人で部屋で過ごしているときでした。

次の検診の時に助産師さんに相談すると、この時期にお腹が痛くなるのは心配だから、何かあったら病院に連絡してとアドバイスをいただきました。

 

次にお腹が痛くなったのは外出先で、マタニティフォトを撮った直後でした。

このときは痛みで動けず、1時間以上激痛でした。救急車を呼ぼうかと本気で考えたほどでしたが、なんとか自分の足で車まで歩き、夫の運転でそのまま病院に行きました。

そこで内診したところ子宮頸管が2.3cm、切迫早産と診断されました。

子宮収縮を防ぐための薬を処方していただき、もし次の検診で2cmまで短くなったときには入院と言われました。

私は一人で診察室で診断を聞いたのですが、夫に切迫早産だと告げるときは、動揺や不安が一気にこみ上げ泣きそうな状態でした。

 

それでも、上の子と過ごす日々をいかに楽しく過ごすか努力しました。

きつく安静を言われたわけでもなかったため、普段の生活よりも少し座っている時間を長くしただけの生活をしていました。

2歳にならない息子はまだまだ甘えん坊で、抱っこが大好き。

体に負担だとわかっていても、抱っこを要求されればこたえてあげていました。

 

切迫早産と診断されてから一週間しないうちに、深夜0時頃急にまたお腹が激痛に襲われました。

このときの痛みもかなり強く、私は入院確定だというのを察知し、痛みに耐えながら泣きました。

そのまま夫の運転で病院に行き、内診。子宮頸管2cmを切っていたため入院となりました。上の子と離れるときは号泣でした。

 

ウテメリン点滴をされ、お腹の痛みが落ち着いたのは激痛から一時間後くらいでした。

翌日仕事だった夫は急遽休みをもらい、上の子を義実家へ預けに行きました。義実家と病院の距離は二時間。子どもとなかなか会えないのが辛くて仕方ありませんでした。

点滴しながらベッドで安静になる私、いろんな不安がこみ上げてインターネットで切迫早産についていろいろ調べたりして気をまぎらわせていました。

子どものことを思い出す度に号泣していたのを覚えています。

切迫早産での入院は最低でも2週間はかかるといわれていましたが、安静の甲斐があって最短の2週間で退院となりました。

 

それでも、入院生活はとても長く感じました。

最初に入院した部屋は他の部屋が空いていないため、陣痛室。なので、お産の声が聞こえて眠れなかったです。

そして、点滴の針をさされるのも痛いし、刺されている腕が腫れるので差し替えも2日か3日ごと。

点滴が漏れていてベッドシーツがぬれて、夜中にナースコールを押したこともありました。点滴のチューブを血が逆流するのもしょっちゅうでした。

4人部屋で、人の気配を感じながら過ごし、誰もトイレにいかないことを見計らいながらトイレに行ったりしていました。

毎日誰かしら面会にくる隣の人を羨ましく感じたりもしました。

陣痛室からベッドが移動になってお産の声が聞こえなくなったと思ったら、今度は中絶手術後の方と同室になって悲しい気持ちになったりもしました。

 

食事は美味しいと評判の病院なので、食べることが一番の楽しみでした。

食事以外はほとんどスマートフォンでネットサーフィン。調べても調べても何か不安がつきまとっていました。

入院費用の心配をしながら過ごし、結局退院時は2週間で17万円。あとでかえってくるお金があるとしても、予期していなかった出費で、正直家計には痛かったです。

 

退院時は、子宮頸管が3cm以上ありました。それから自宅安静。

上の子どもをすぐに迎えに行きたかったですが、早産リスクがなくなるまで引き続き義実家で面倒をみてもらうことにしました。

なかなか義実家に甘えることもできずに子育てしてきましたが、切迫早産をきっかけに上の子どもと義実家の距離も縮まり、楽しく過ごしてくれました。

私が安静中に息子が2歳の誕生日を迎えたりクリスマスや正月の行事もあったりしたこともあり、体調がよければ義実家まで上の子に会いに行っていました。

とはいえ、往復4時間の距離は車に乗っているだけといえどかなり心配でした。

 

私の体調はときどきお腹が痛くなることがあるものの、寝て過ごしているおかげで定期的な検診のみで大丈夫な状態でした。

自分で車を運転して病院まで行ったり、少しずつ掃除や買い物までするようになりました。

無事に正産期に入ったときはとても嬉しかったです。

 

現在は38週赤ちゃんの推定体重は2800㌘まで成長しました。

切迫早産と診断されましたが、予定日超過するのではないかと思うほどお腹の中で気持ちよく赤ちゃんが過ごしてくれているようです。

一人目出産のときは何のリスクもなく、今回の出産もなにごともなく迎えると思い込んでいましたが、リスクを目の当たりにし、妊娠出産の奇跡を改めて実感することができました。

未熟児を産んでしまうのではないかと不安でおしつぶされそうに過ごした毎日も、今はいい経験ができたと思えるようになりました。

著者:ゆかたろう

2015年1月生まれの息子と2017年3月予定日の娘のママです。

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