皆様こんにちは、
春になると後頭部をポンと叩いて目玉を取り出し、洗って戻したくなるちちかわです。
春といえば、卒業入学シーズンでもあり、出会いと別れの季節ということで、
一般的に写真を撮る機会が増えるような気がします。
特に今やほぼ全員が携帯カメラを持つ時代、
いつでもすぐに我が子の成長記録を残せるのは嬉しいですね。
ところが、乳幼児の写真をキレイに撮るのはなかなかに難しく、
撮影が手軽であるからこそ、数多くの失敗写真や、
人様には見せられない写真もこの世に誕生してしまうことになります。
上に載せたのがその一例で、
「産後すぐのお母さんがパジャマ姿で赤ちゃんを抱いている写真」。
よくある幸せいっぱいのモチーフですが、
写される方としては、
寝不足で目の下にクマがありノーメイク、髪はボサボサ、服はヨレヨレ、
肩には湿布が見え隠れしており、
精神状態も悪くてヘロヘロの姿を記録に残されるのはしのびないものがあります…。
また夫の撮影アングルが悪くて超二重あごだったり…
それも含めていい思い出になるから、
とよく慰められますが、本当にそうかな~?(疑いのまなざし))
また特に子供が0歳のうちは、
「育児中の様子」を撮影することも、実はなかなか難儀です。
生後数ヶ月は、
細切れに寝て3時間おきに授乳しておむつを替えてと目まぐるしいものですが、
その際だいたい
お母さんのおっぱいが丸出しだったり、おむつ全開の着替え中だったりと、
撮影して他人に見せるのには適さないシーンが大部分を占めるからです。
個人的に赤子が一番かわいく見える瞬間は、
授乳中の懸命に飲んでいる姿だと思うのですが、
いかんせんどうがんばっても自分の乳が写りこんでしまうため、
撮影は断念せざるを得ませんでした…
ならばとかわいさ次点の寝顔を撮影したら、
シャッター音で起きちゃったという失敗も。
逆にボーッとして良い悪いの基準がよくわからなくなり、
娘がおむつの中にした面白い形のうんちをドアップで撮影しようとして、
ハッと我に返ったこともありました…。
産後ボケ恐ろしい!
生後半年を過ぎたあたりからは、子供の動きがどんどん活発になってきて
いつでも手足をバタバタ、ものを握ってフリフリ、
ハイハイしてたっちして歩き出して…と、一瞬もじっとしていなくなります。
そんな頃の写真によく発生するのが「ブレ」。
休むことなく動き回る子供のブレに加え、追いかける撮影者の手ブレなどもあり、
ほとんど心霊写真のようになっているスナップが何十枚もあります。
日付順の並びが崩れると、何の写真だったかも判別不能なレベル。
そういうダメダメ写真を現像してから気づいてアチャーとなったり、
チェックして消さずに残しておけるデジカメってすごいなと、
昭和生まれとしてはいまだに感心してたりします…
そして、これは多分育児あるあるなんじゃないかと思いますが
(うちだけだったらショックだ)、
たま~に奇跡の一枚のような、
いいポーズの、かわいい表情の、ピントもばっちりの
素敵な写真が撮れることがあるのですが、そういう時に限って、
背景の部屋がむちゃくちゃ散らかっている!!
あらためて見るとひどいなこれ!という事態が、実に高い確率で起こります。
それが自然な姿ということなのかもしれないけど、なんとかならないものか?
ああ、もちろん掃除をすればいいんですよね、ハイ…。
著者:ちちかわえみぞう
年齢:アラフォー
子どもの年齢:長女7歳、長男5歳、次男3歳の七五三トリオ
育児中の自由のなさ、動けなさを、Twitterで解消するしがない主婦。一人でこっそり食べるアイスが一番の癒やし。
ブログ:手すさびに紅き萱穂を
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