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39歳の私と48歳の主人。4年間不妊だった夫婦が、あらためて挑んだ顕微受精

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私39歳。主人48歳、妊活を始めて4年間不妊でした。

不妊の定義が『2年間授からない場合』と言われていた当時、最初の2年はまだ不妊ということを認めたくなかった私達夫婦。

きっといつか自然に授かると信じていました。

 

3年目に入ってからは、主人が検査を受けようと言ってくれたので、不妊専門のクリニックに通うことに。

しかし先生と主人が話が合わず、治療どころか検査も受ける気を無くしてしまい、私だけ検査を進め、投薬を受けながらタイミング指導で数ヶ月通ってみましたが、主人が検査拒否している限り先の治療にも進めず、私も薬が合わなかったのか順調だった排卵も止まってしまいました。

 

主人とは考え方の違いや温度差などもあり、ケンカもたくさんしました。

主人は9つ年上ということもあり、不妊の原因は自分なのではと感じているようで、俺と別れて若い男と子ども作ればいいとまで言われましたが、そんな事を言わせてしまうくらい主人を追い詰めてしまっていることに気付きました。

それに気付いてから私はクリニックに通うのをやめて、夫婦2人で楽しく生きることを大切にする事にしました。

 

1年ほどたった頃、主人が再び治療すると言い始めました。

私はもう夫婦2人でと思っていたのでポカンとしていましたが、主人が本気だったので、やるだけやってみようと思い、前回とは違う不妊専門のクリニックに通うことにしました。

そこの先生はとても分かりやすく、1組の夫婦にじっくり時間をとって説明してくださり、質問にも答えてくれたため、主人も納得して検査、治療を進めることができました。

 

既にタイミング指導だけで通う気は無かったので、すぐに人工授精にトライしました。

費用は1回2万円ほど。

ただ私達夫婦は年相応に色々な数値が低く、主人は精子無力症、私は卵胞ホルモンや黄体ホルモンが少なく卵巣年齢は実年齢より上の40歳でした。

人工授精では結果は出ないだろうと言われていた為、あくまでも体外授精をやるための準備期間にトライする程度にしか考えていませんでした。

体外授精をするために受講しないといけない不妊学級と、自己注射指導の予約が3カ月先まで埋まっていたので、3カ月は人工授精を行いましたが、先生の言うとおりよい結果は出ませんでした。

 

いよいよ体外授精。自分で自分のお腹に注射を打つ毎日がスタートしました。通常は月に1個排卵すればいいものをたくさん排卵させるための注射なので、卵巣にはかなりの負担がかかっています。

幸い、注射はわりと平気だった私。

採卵手術は笑気ガスを吸う全身麻酔を選びました。

初めての全身麻酔でしたが、先生や看護士さんの声は遠くで聞こえていて、卵巣に針が刺される感覚も分かりました。

麻酔が効き過ぎると呼吸が浅くなって意識がなくなりそうになり、このまま戻ってこれないのではという不安にかられましたが、ガスを切られるとすぐに意識もハッキリして痛みもハッキリ感じました。

 

手術した直後は、普通に歩けるくらいでしたが、やはり卵巣にかなりのダメージがあるようで、2〜3日後くらいには腹水がたまってお腹がパンパンになり、歩くのも前かがみでベッドからトイレに移動するのがやっとくらいでした。

採卵した卵と、採精した精子の状態をみて、先生と培養士さんの判断で、ふりかけと言われる体外授精はせずに顕微授精を勧められました。

9個採卵できた内の2個は状態が良くなかった為、7個を顕微授精した内、受精卵になったのは5個でした。

一番グレードの良かった1個を4分割になった2日後に移植しました。

他の4つは5日~6日で胚盤胞まで育ってくれたので凍結してもらいました。

 

最初に移植したものでは、よい結果は出ませんでした。費用は60万円ほど。市から助成金が30万円出るので申請しました。

翌月、凍結していた次にグレードがよかったものを融解し、移植しました。

移植時のカテーテルを入れるのはなんの痛みも無いので、採卵手術がなく移植だけなら楽でした。費用は10万円ほど。助成金が75000円出るので申請しました。

採血で妊娠反応が出ました。3週間ほど1日3回膣座薬を入れる生活が始まりました。

費用は毎週1万円ほど。妊娠継続するためです。

妊娠8週目を迎えて、不妊治療専門のクリニックを卒業できました。

現在、妊娠6カ月で今のところマイナートラブルもなく妊娠継続できています。

いま頑張って治療されている方のところにも、どうか赤ちゃんが授かりますように。

著者:タコパティエ

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