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50年前は普通に蜂蜜与えてた!「自然の甘さ」→「子どもによさそう感」に注意 byつかさちずる

こんにちは、4歳娘の進級式で娘の成長と1年の早さを感じてじーんときたちずるです。

今日は乳児ボツリヌス症についてお話します。

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 私はボツリヌス菌自体は知っていましたが、乳児ボツリヌス症は娘を妊娠してから知りました。

調べてみると「乳児ボツリヌス症は1987年に厚生省通知」とのことでそれ以前に出産した50代の母に、私や兄の離乳食期当時はボツリヌスについて知っていたのだろうか?と身の危険を感じて聞いてみると、すでに知っていたようです。

でも友人の80歳になるおばあちゃんは、50年前の子育て当時は知らなかったそうです。それどころか当時は赤ちゃんの便秘にはハチミツと言われていて、乳児期に普通に与えていたそうで…それをきいて震えました。

「赤ちゃんの便秘にははちみつ」の知識のまま、孫やひ孫ができて何かのタイミングで良かれと思って与えてしまうことがあるのではと思いました。乳児ボツリヌス症以外でも「世代によっては知らない」+「ニュース等で見ても自分とは関係なくて覚えない」+「商品に警告文があっても見えない」ということって起こりそうです…

 

また、現在子育て中で乳児ボツリヌス症を知っていても「加熱すれば大丈夫」と思っている方もいるのではないでしょうか。はちみつを使った離乳食レシピがあると聞いてまさかと思いネット検索をしてみると「離乳食はちみつレシピ」ですぐにはちみつを使ったレシピにたどりつけてしまいました。もし「加熱すれば大丈夫」という認識の方が見たら「自然の甘さ」という言葉に赤ちゃんに良いかも!と思うかもしれません。

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娘の離乳食が始まった頃はズボラなりにできれば娘には良いものを、自然のものをと思っていたので「自然の甘さ」という言葉がもつ「子どもによさそう感」が分かります。

乳児ボツリヌス症だけでなく、情報が正しく広く伝わるのはもちろん、産後の判断力がおちたお母さんたちが変な情報に惑わされたりしないように正しい情報にアクセスできるようになってほしいです

 

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著者:つかさちずる
年齢:アラサー
子どもの年齢:2歳

娘の隙をついてお絵描きをする普通の主婦です。オチのない四コマをTwitterに載せたり、はてなブログ むすメモ! を細々とやってたりします!好きなお寿司はエンガワです!

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