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親心子知らず!? 素敵なおもちゃを用意しても、1番のお気に入りは「ゴミ」なのね

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私は里帰り出産で、妊娠7ヶ月から息子が2ヶ月になるまで、住んでいるイタリアを離れ、日本の実家で暮らしていました。そのときにとってもお世話になったのが、同い年でもともと仲良しのAさんです。Aさんは私のつい半年前に男の子を出産しているため、出産前に必要なものや、産後ケアなどなんでも教えてくれて、親しい仲ですから恥ずかしい話も言い合えるので、とても頼りにしていました。

妊娠9ヶ月になったある日、Aさんとカフェに入ったときのことでした。Aさんの息子のB君は生後5ヶ月でしたが、平均よりも大きめでおすわりもできる活発なあかちゃんでした。そんなB君が退屈しないように、たくさんの玩具や絵本を用意してきたAさん。私たちもゆっくりお喋りができたらいいなと思っていたので、B君が遊んでいてくれると助かります。

最初B君はベビーカーに乗ったまま、小さな鈴のついた布の玩具を噛んだり振ったりして遊んでいました。それを見て安心してAさんとお話していると、いつもよりずっと静かに遊び続けているB君。「あれ?ずいぶん静かだけど寝ちゃったの?」と私が聞くと、AさんはB君をのぞき込んで「あー、ゴミで遊んでる」と一言。どうやら、おしぼりの入っていたビニールの袋がベビーカーに落ちてしまったようで、B君はその袋をひたすら噛んで引っ張ったりして遊んでいたのです。

しかも、もともと遊んでいた玩具は放り投げられて床に…。そのビニールの袋はあかちゃんが飲み込めるような大きさではなかったのですが、私はそんなもので遊んだりして大丈夫なのか心配でした。しかしAさんはビニールの袋が破けていないことを確認するとそのまま遊ばせ続け、私に言います。「こっちがどんなに可愛くて面白そうな玩具を用意しても、子どもが食いつくのは結局ゴミよ」と。

私は思わず笑ってしまいました。確かにその後、B君に他の玩具を見せて気を引こうとするも、B君はそのビニール袋を離そうとしないどころか、しまいにはそれをいじりながら寝てしまう始末。私はそういうあかちゃんもいるんだな〜と思って苦笑していました。

そして現在、私も無事出産を終え息子は生後10ヶ月に入ります。そんな彼のお気に入りの遊び道具は、木でできた積み木でもなく、知育玩具として大人気の音の出る玩具でもなく、使い終わったラップの芯か、ウェットティッシュの袋。

そう、ゴミなのでした。

先輩ママのお言葉は聞いとくもんだな~と思いながら、ゴミで真剣に遊ぶ息子を観察しています。

著者:tarako
年齢:20代後半
子どもの年齢:10ヶ月

イタリアで0歳児の育児に奮闘中です!日本との違いに戸惑うこともありますが、基本はのんびり笑って過ごしてます。ストレスがたまったときは、生ハムとチーズを食べまくります。

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