大好きな彼と晴れて結婚!その2ヶ月後、かねてから希望していた部署への人事異動が決まり、仕事もプライベートも絶好調♪なんて思っていました。
よーし!せっかく抜擢されたんだから頑張らないと!と意気込んでいた当時のわたし。毎日遅くまで続く残業も、どこか楽しんでいました。
ところが、異動から1ヶ月経った頃、なんだか体調がおかしい…少し張り切りすぎたかなと思っていた矢先でした。
夫からの一言「ねえ、妊娠してるんじゃない?」
いやまさか。でも可能性は否定できない。。翌日、薬局で妊娠検査薬を購入。しかし、現実を受け入れられる気がしなくて、そのまま5日間も机の上に放置(笑)
ようやく覚悟を決めて検査してみると、ああ、やっぱり陽性。
第一声は「どうしよう…」でした。
念願だった部署への異動。結果を出したい!頑張りたい!そう思っていたわたしにはショックが大きくて、喜びより先にとまどいを感じてしまったのです。
先にベッドで寝ていた夫に、妊娠していることを伝えました。素直に喜ぶ夫。素直に喜べないわたしとの温度差に罪悪感を感じ、その場で泣いてしまいました。
すると、さっきまで喜んでいた夫の顔がみるみる曇り、なんと大号泣。
「俺はこんなに嬉しいのに。俺は悪いことしちゃったの?」
と。いままで見たことのない夫の涙に驚き、そして自分の身勝手さを深く反省しました。
大好きな人との子供。もちろんいつかは欲しいと思っていました。
想定していたタイミングよりは早かったけれど、わたしのお腹にやってきてくれた赤ちゃん。きっと今が、わたしたち夫婦にとってのタイミングだったのだと受け入れることができました。
職場への報告はとても緊張しました。異動してきたばかりで何を言っているんだと思われたかもしれません。
でも、早い段階でつわりの症状が出てきたこともあり通勤時間や休憩時間等の配慮をしてもらえたので報告して良かったです。
できる範囲で自分のやれることを精一杯やるしかない、と気持ちを切り替えることができました。
いつも体調を気にかけてくれた先輩、重い荷物を持ってくれた同期、暖かく見守ってくれた上司。まわりのたくさんの人への感謝の気持ちが、仕事への原動力となっていたと思います。中には嫌味な上司もいましたが、それは別のお話(笑)
産休に入ったいまは、また職場に復帰できるようまずは元気な赤ちゃんを産むんだ、という前向きな気持ちです。元の部署に戻れるかは分からないけれど、今回の経験はわたしにとって必要な経験だったのだと、そう思えます。
わたしの赤ちゃん、最初にとまどってしまってごめんね、今は早く会いたい気持ちでいっぱいだよ!
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:maimi
2年間の交際を経て職場の同期と結婚。これから仕事も頑張るぞ!と意気込んでいた矢先の妊娠判明でした。つわりや人間関係に悩みながらも優しい夫に支えられ、無事産休に入りました。いつくるか分からない陣痛にドキドキ!!
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