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「育休取るよ」「…え、いいの?」 夫の言葉に勇気をもらい、踏み出した2人目産後

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二人目の妊娠がわかったばかりのころ。夫に、育休とってくれたらいいのになぁとぼんやり思い始めたのはこのころです。

 

このとき私は、重いつわりに苦しんでいました。一人目のときと違い、今回はしんどくても子供の面倒を見なければいけません。しかも、ちょうど子供はイヤイヤ期にさしかかったところでした。

毎日、思うようにならない自分の体調と子供にイライラ・・・子供にあたってしまったり、辛くて涙が出ることもしばしばでした。

 

そんな中、私はふと思いだしました。上の子の産後、私も夫もとんでもなくフラフラだったことを。

上の子は寝ない子で、私も夫もなかなか寝られず、ものすごい睡眠不足になっていました。しかも、私はおっぱいの調子が悪く、乳腺炎を起こすのはしょっちゅう。

あまりに辛くて、産後ウツの一歩手前状態にまでなっていたのです。

 

今でも余裕がなくて辛いのに、産後、もし前回と同じような状況になったら、どうなってしまうのだろう…。でもこれって、夫が育休とってくれたら、大丈夫なんじゃない?

しかし。

育休を取る男性はまだまだ少ない今日このごろ。世間の風当たりが厳しいことも知っています。周りでも、育休をとった男性はほとんどいません。仕事場で嫌がられて、出世にひびいたりするんだろうなぁ、と悪い想像ばかりしていました。

 

それでも、グロッキーな日々が続いていたあるとき、何の期待もせずに軽いノリで夫に言ってみたのです。「育休取ってよ」。

すると、なんとその場であっさり、「いいよ~」と返事が!

 

私はかなり驚きましたが、実はこのとき夫は、すでに育休を取る心積もりがあったそうです。

その理由は、一人目の育児産後がいかに大変かをよく知っていたから。

私たち夫婦はほとんど実家に頼ることなく育児をしていますが、一人目の産後も、夫は発狂しそうな私を支え続け、ともに苦労してくれていました。

 

しかし、この返事を聞いた私は、自分で口にしといてなんですが、嬉しいというより不安になりました。「大丈夫なの?」

職場が受け入れてくれるのか、仕事には影響しないのか、収入はどうするのか、上の子はママべったりなのにやっていけるのか・・・。

一人オロオロする私に夫は、心強い一言を言ってくれました。「大丈夫。なんとかするし、なるようになるから」。

詳しく聞くと、仕事はチームワークよりも個人プレーに寄った仕事をしているので調整しやすいこと、職場は普段から育児に協力的な夫に理解(一種のあきらめ?)があることを話してくれました。お金のことは、育児休暇手当が出るから、とおおよその収入を計算して見せてくれました。

 

しかし、ここまでしてもらっても、私は夫に育休を取ってもらうことをためらいました。なぜなら、罪悪感があったんです。

「皆、パパに育休を取ってもらわなくとも何とかしている。私はママとしては不出来で、もっと頑張るべきなんじゃないの?」

周りからいろいろ言われるかもしれない、という恐怖もありました。

 

それを口にすると、夫は、「しなくていい頑張りはしなくていい」、と言ってくれました。

それを聞いた私は、「そういえば、一人目の産後、私はしなくていい頑張りをして失敗していたなぁ」、と思い出しました。

当時、仕事をする夫に遠慮して、一人で育児をしようと無理をして頑張っていました。

しかし、睡眠不足+乳腺炎+育児疲れでクタクタの私にそんなことができるわけはなく、余計にプレッシャーを感じてしまって、イライラばかりが積もっていきました。

そしてそのイライラの放出先は、子供だったり、夫だったりするのです。結局、家族のために、と思っていても、誰のためにもなっていませんでした。やはり、無理をすればどこかにしわ寄せがいくものです。

 

そして、「ママとしてダメなのかも・・・」と落ち込む私に夫は、

「女ならば家庭内で仕事をするのが得意、だとは思わない。育児が大変なのは、得意でもないのに、引き受けなければならない状況になっていること。大変ならパパがいるよ」

と、まだまだ修行中のママの身としてはありがたい言葉をくれたのでした。

 

ここまで、チャンスが用意されているなら。

あと必要なのは、一歩踏み出す勇気と勢い、です。

「パパが大丈夫と言ってるんだから、彼を信じて育休を取ってもらえばいい。たとえ周りからいろいろ言われたとしても、私には家庭の平穏のほうが大事なんだ!」

と、腹を決めました。

 

そして実際、育休を取ってもらってどうだったかというと…。

一人目のときには考えられないくらいに穏やかな産後を過ごせました。

気になっていた周囲の反応は、ほとんどが拍子抜けするぐらいにポジティブなもので、「良かったね」とたくさん言われました(もっと頑張れと言われるかと思っていました)。

上の子はびっくりするぐらいのパパっ子になり、子供のためにも良かったです。そして何より良かったことは、この育休の時間を通して、夫婦として、家族としての結束がより強くなったことです。

あの時、勇気を出して決断して、本当に良かったと思います。夫に感謝です。

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著者:グッピー
息子(3歳)、娘(0歳)のママ。関東に住む関西出身。最近、イヤイヤ絶好調の息子の意味不明な行動になんでやねんとツッコんでしまう。

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