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「まさかあまり出ないなんて…」母乳推奨産院の深刻なプレッシャーに、夜な夜な乳を搾る妖怪に!by ユーラシア

こんにちは、ユーラシアです。

 

産後の入院中、赤ちゃんのお世話について色々と学ばなければならないとき、

私はあることにとても悩まされました。

それは母乳

 

赤ちゃんを産めば母乳であれミルクであれ、

授乳をするのは当たり前のことですよね。

 

私はそれに何の疑問も持っておらず、またその点について全く不勉強だったため、

母乳に出やすいとか出にくい(あるいは全く出ない)等、

個人差があるということを 恥ずかしながらほとんど知りませんでした

それどころか

私は脂肪が多いしたくさん出そうだな~とすら思っていました

(なんとなくイメージで)。

 

しかし出産後

私はまさかの母乳があまり出ない」という事態に陥ったのです。

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両手でぎゅーっと絞り出して、ようやく少しにじむくらい。

おかげで息子に初乳をうまく与えることが出来ず、

助産師さん達には「あちゃー……」という顔をされる始末。

 

私は呑気に「この子、吸うの下手だなあ〜」と思ったのですが、

問題は私だったようです。ごめん息子

 

冷静に考えれば、母乳が出ないなら、代わりにミルクを与えればいいだけの話です。

 

でもこのときまで全く知らなかったのですが、私の産院は母乳推奨だったようで、

なんとか退院までに母乳を出さないと」と、相当プレッシャーをかけられたのです。

この病院、皆さん親身になってくれて良いところだったとは思っているのですが、

和痛を否定気味だったり、母乳を推奨していたり、

ちょっと考えに偏りがあったようでした。

頼りになる看護師さんもいたんですが!

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で、当初私自身は

「産んだばっかりだし、これから徐々に出るようになるんじゃないのかな?

そんないきなりドバドバ出たら、逆に怖いって」と笑っていたのですが、

助産師さんは「普通は出産したらすぐにドバドバ出るようになるんです」と深刻な顔。

 

あまりに追い込んでくるので、私も不安になって

母乳が出なかったら、まずいんでしょうか?」と聞くと、

助産師さんは「それは大変なことになるよ」と言いました。

 

母乳が出なかったら、赤ちゃんに栄養をあげられないでしょう?

なんとか出さないと。

もし出なければ、退院したらすぐに助産院に通って指導を受けてください」と。

 

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私はその考えをすっかり信じてしまい、

毎晩寝る間を惜しんで夜な夜な母乳マッサージをしては、

絞っても出ないことを悲しんでいました。

 

母乳が出ないなんて、

初っ端から母親失格の烙印を押されたような気分でした。

 

母乳について調べては、

「出産したら溢れるくらい出てくるようになった」とか

「勢いがよすぎて数メートル飛んだ」などの体験談を読み、

マジか……私は必死に絞っても数滴なのに……と凹みました。

体脂肪が母乳に変わってくれればいいのに。それなら負けないのに。

と考えたりもしました。

 

結局、十分な量が出ないまま退院。

最後まで「なんとか出るようになるといいね」と言われ、

きっと励ましだったのだとは思うのですが、 正直に言って負担でした。

母乳は「出るべきもの、出て当然なもの」という言い方に、

じゃあ、出ない私は何なんだろう?」と恥ずかしく思ってしまったんです。

 

その後、ミルクを足す度に「また母乳だけじゃ足りなかった

と悲しい気持ちになったのを覚えています。

 

冷静な状態ならそんなに思い詰めないだろうけど、産後で心身が不安定な中、

母親の象徴とも言える母乳が出ないというのは、かなり心が削られました

私はそれでも多少は出たからよかったものの、

体質でほとんど全く出ない人もいると聞くので、

そういう方があの病院で出産したらとても辛い思いをするんじゃないかと心配です。

 

でも、

母乳が絶対にいいんだという助産師さん達の言葉に影響され、

悩んで頻回授乳して必死に母乳をあげた私ですが、

断乳して1年以上経つ今では

本当にどっちでもよかったな!と思っています。

哺乳瓶を選んだり、あわあわしながらミルクを作ったのも、大事な思い出です。

大変でしたが。

 

母乳が出る出ない以外にも、

母親の服薬のため母乳を中断せざるを得ないとか、

逆にミルクをあげたいのに哺乳瓶拒否とか、

色々な理由で理想通りにいかないことは多々ありますよね。

そういうとき、私のように負い目に感じる人もいると思うので、

せめて周りからのプレッシャーが減ればいいなと願っています。

 

(ちなみに「絶対行ってください」と言われた助産院には行きませんでした。

産後ただでさえ余裕のない時期に、とても通う気力がなかったので……。

母乳云々より、この面倒くさがりを気にすべきだったのかもしれません……。)

 

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著者:ユーラシア
年齢:30歳
子どもの年齢:1歳5ヶ月

2015年4月に男児を出産。割とテキトーに育児しているオタクでナマケモノな専業主婦です。思いもよらなかった子供の可愛さ奥深さに驚く毎日の中、老後の楽しみにと育児に関する絵や文章をちまちま描いています。息子はいつも親指を吸っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。