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妊娠中一番辛い時期だった!布団の中で、つわり、痛み、不安にひとり向き合い続けた安静生活 by モチコ

妊娠判明とともに、子宮内の出血を指摘された私。しかしその1週間後の診察で出血は収まったと言われ、妊娠前と同様、フルタイムで働き、日によっては残業をしたり飲み会に参加したり(もちろんアルコールは飲んでませんよ!)という生活を送っていました。

そんな生活をすること約1週間。

何と再び、出血!しかも鮮血!

病院の先生からは自宅安静を言い渡されました。
この安静生活、先生に言われたときは「横になってればいい生活なんて楽やん」と思っていたのですが…。意外や意外、辛い日々の幕開けでした。

 

まず、つわりの時期だったのに、

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安静のため、常に横にならなければならず、体を起こす作業ができない。しかし吐き気でテレビを観たり本を読んだりもできない。そのため気を紛らわせることが全くできず、常につわりと向き合っていました…。

そして1日横になっていると、

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肩が痛くなったり腰が痛くなったり腕がしびれたり…。伸びをしたくても「これが子宮に悪影響を及ぼすんじゃ…」と考えて控えていました(実際どうかはわかりません)。そのためますます体が固まり痛くなるという悪循環。

さらに、家にひとりだったため、

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話し相手がいないと、つわりの辛さも体の痛さも、自分ひとりで消化しないといけません。辛さが解決しなくても、聞いてもらうだけで気持ちは軽くなるのに、その相手がいない!旦那の出勤前と帰宅後に寝てしまい、誰とも話せず1日が終わったことも…。

しかも常に頭にあるのは

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という大きい大きい不安。これが一番辛かった・・・!

この時期もちろん胎動はないので、赤ちゃんの様子は想像するしかなく、前回の出血のときと同様、ネットの検索結果にいろいろ想像して一喜一憂。

「落ち込んでも楽に過ごしてても結果は同じなら、落ち込まずに過ごした方がいい!」と自分に言い聞かせるも、身体が動かせず、つわりや身体の痛みもあり、しかも家に一人…思考はどんどんマイナス方向へ。

何かをすることで出血が収まるなら、それを必死にやって「これだけやった!」という充足感で気分もプラスに持っていけそうですが、安静生活でするべきことは「何もしないこと」。仕事もできない、家事もできない、しかもつわりで苦しい…。

マイナス思考がきわまると「私、今何の役にも立ってない!」とまで思ってしまうように。妊娠前は「役に立つ云々」なんて考えたこともなかったのに…。
今思うと「いや、腹の中で命を育んでるやないか!」「安静生活を必死にやってるやないか!」と言えるのですが。ネガティブ、恐ろしい…!

 

そんな生活を続けること約1ヶ月。また病院へ行きました。

診察結果は「子宮内の出血はだいぶ減っています。胎盤もしっかりしてきたし、安静は解除しましょう。」

…や、やったー!!!

ということで、約1ヶ月の安静生活が終わりました。

振り返ると、娘の出産まで一番辛いのがこの時期でした。

安静指示を受けた方、「こうすれば良い」ということは悲しいかな、ありません…。とにかく横になり、時が過ぎるのを待ってください!体は辛いし孤独も不安もあるかと思いますが、マイナスなことばかり考えず、なるべく明るく過ごしましょう…!(説得力ゼロ)

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>>次回エピソード:1ヶ月の自宅安静が解けて張り切って職場復帰したら…。あれ?声が出ない!! by モチコ

 

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著者:モチコ
年齢:30歳
子どもの年齢:2歳、0歳

ひょうきん系の娘イチコ(2014.3生まれ)と癒し系の息子二太郎(2017.2生まれ)を育てている関西人主婦。ブログとinstagramで子育て4コマ&イラストを公開しています。

ブログ:「かぞくばか~子育て4コマ絵日記
インスタグラム(アカウント@mochicodiary) 

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