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完母にこだわり、赤ちゃんの体重が減少。ミルクの助けを借りて母乳育児を軌道に乗せた

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出産を終えると、まもなく始まる赤ちゃんのお世話。ホッとするのもつかの間、ゆっくり休む暇がないと言うのはこのことかと身に染みて感じていました。

私が出産した産院は母乳育児を推進していました。母乳育児を目指したかった私は、産後しばらくは母乳のみで過ごすことに。

助産師から聞いた話では、赤ちゃんは3日分の水筒とお弁当を持って産まれてくるとか。外の世界で生きるため備えられた赤ちゃんの本能は素晴らしいと思いました。

 

とは言っても、きちんと母乳が出るのか不安でいました。

母乳は順調にいけば、産後2~3日間くらいには母乳分泌がよくなるんだとか。

私は助産師さんに言われるがまま、1日に10回くらいのペースで授乳を頑張りました。

赤ちゃんにたくさんおっぱいを吸ってもらうことで、母乳の分泌がよくなる。そう信じ、夜も寝ずに授乳に努めました。

 

何もかもが初めての体験です。自分の乳首から母乳が出ることでさえ信じられない状況。

頻繁に授乳を頑張るものの、赤ちゃんの口をおっぱいに含ませることさえ上手くできません。抱っこの仕方もぎこちない…。

そんな状況のなか、出産の疲労と睡眠不足が重なり疲れはピークに達していました。

 

同じ時期に出産したママのなかには、夜間はミルクを飲ませて体を休ませるママもいました。

ママがダウンしては元子も子ない。そう分かるのですが、当時はミルクには一切頼りたくない!と意地を張ってしまう自分がいました。

その結果、赤ちゃんに可哀想な思いをさせることに…。

 

赤ちゃんの出生体重は2,590g。生後3日目には2,343gにまで減っていました。もともと体重が少なかったこともあり、体重減少が気になり始めました。

助産師さんも、体重の減りを心配し「ミルクを足してみようか」と言ってきました。その言葉に、母乳の分泌はよくないことを知ります。とてもショックでした。

 

赤ちゃんにミルクを飲ませると「ゴクンゴクン」と喉を鳴らしながら飲んでいます。

目を大きく見開いて、必死に飲む赤ちゃん

その姿を見て、母乳が満足するほど出ていなかったことを痛感しました。赤ちゃんはかなりお腹が空いていたんです。

飲み終わったあと、赤ちゃんは「ハアハア」と息を切らしていました。

助産師さんも「よっぽどお腹が空いていたんだろうね」と。

私は完全母乳にこだわり過ぎて、結局赤ちゃんに可哀想なことをしてしまったんです。申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

 

母乳の分泌が悪いのは、やはり疲労が原因でした。

まだ始まったばかりの赤ちゃんのお世話。母乳の分泌を良くするためにも、体を休ませることが重要であることを思い知らされました。

 

結局、授乳をしたあとにミルクを足す方法に変更。

退院したあとも、産院のフォローを受けながら母乳育児を続けました。

その結果、生後100日が経過したころには、母乳育児が軌道に乗ってきたんです。

ミルクを足す必要もなくなり、目標だった完全母乳です。

 

自分に自信を失いかけたときもありましたが、そんなときに助けてくれたのが母乳外来です。

一人で悩まず、誰かに相談することで道を開ける。そして、この体験が次の体験に繋がることを実感した出来事でした。

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著者:ビロード
年齢:36歳
子どもの年齢:3歳、6歳

やんちゃ盛りの5歳男児とおっとりした性格の3歳女児を育てています。子どもが何歳になろうと、育児の悩みは尽きないものだな~と感じる毎日を送っています。2人目の出産直前までフルタイム勤務をしていたため、仕事と育児の両立の大変さも経験。現在は専業主婦であり、働くママと専業主婦両方の大変さを身に染みて感じています。

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