妊娠・出産・育児の情報サイト


ツライ陣痛をも忘れさせる我が子の姿に、脳内が「カワイイ」パレード♪…しかし夫の反応が!? by ゆうひまほ

f:id:akasuguedi:20170508134602j:plain

いよいよ出産。

立ち合いは誰も居らず、陣痛促進剤を使っての分娩でした。鼻には酸素チューブをつけられ、腕には促進剤の点滴をつけての出産。

猛烈に襲ってくる陣痛に、正直な気持ち、「もしかしたら私はここで死ぬのかも」と、思っていました。 

 

出産は本当に人それぞれですし、痛みの度合い、感じ方もそれぞれだと思います。

私の場合は、体が張り裂けるのではないかというほどの痛みと、こんなに苦しくて子供は大丈夫なのかという恐怖を感じました。

最後に「私が死んでも、子供だけは生きてくれ」と思ったことを覚えています。

 

f:id:akasuguedi:20170508134840j:plain

そして、分娩時間3時間をかけて、やっと出てきてくれた息子。 

助産師さんがすぐ綺麗にして、ビニールのようなものに包んで見せてくれました。へその緒もまだついたまま。

 

息子は色白で、つるんとした赤ちゃんでした。

f:id:akasuguedi:20170508134944j:plain

「赤くない」

「生きている」

「私も生きている」

「足の指が私にそっくり」

 など、一瞬で頭にブワーーッと色んな気持ちが浮かんで、

 

それを特大の「かわいい」が、ドーン!とすっ飛ばしていきました。

f:id:akasuguedi:20170508135053j:plain

とにかく、生きて動いているその姿が可愛くて、愛おしくて、たまらなくなったのです。

分娩台で縫合されるときには、息子はすぐそばの保育器に入れられていたのですが、ずーっと見ていられました。

 

痛みも不安もすべて塵になって消え去り、ただただ「わが子、カワイイ!」を脳内で連呼していました。

f:id:akasuguedi:20170508135116j:plain

息子を両手で掲げて「みてください!ほら、私の子です!」とパレードしたいほどでした。

徐々に痛みを思い出して冷静になりましたが、それでもやはり自分の子供は輝いて見えました。

 

 

それから2時間後、仕事を終えた夫が面会に来てくれました。
私が「もう見た?」と聞いたら、

f:id:akasuguedi:20170508135224j:plain

「うん、見たよ。」とだけ返事をされて、その温度差に、正直「もっとカワイイカワイイってお祭り騒ぎしろや」とイラッとしたのでした。

 

 

これから奥さんが出産するお父さん予備軍のみなさん、

出産の際は感情を素直に表現してあげてください

特に喜びの表現は思い切りよく!

 

それが、分娩で疲れたお母さんにとって、何よりの癒しになると思うのです。

 

ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事

【助産師監修】【母親学級・両親学級特集】出産時の妻へのサポート、プレパパはどうすればいい?【助産師監修】【母親学級・両親学級特集】出産時の妻へのサポート、プレパパはどうすればいい?第2回目はパパが知っておきたい、出産時に妻をどうサポートするかです。もし、立ち合いができなくても妻を応援する方法などを交え、パパのやること、できることはたくさん。その心得を解説していきます。…

f:id:akasuguedi:20160617171450p:plain

著者:ゆうひまほ
年齢:アラフォー
子どもの年齢:2歳

36歳で妊娠出産、現在元気いっぱいな一歳男児を必死で育てています。広島を愛するアニソンヲタなミーハー主婦。
イラストだけでなく、手芸やDIYも好きな、「なんでもとりあえず自分でやってみる」派です。現在はそれらに没頭する時間が無いのが悩み。
ブログ:よいやさのゆっちサン

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。