ゼクシィBaby みんなの体験記


痛みとの戦い

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長い長い妊婦生活がようやく終わりを迎え、赤ちゃんの誕生を心待ちにしていた。

妊娠中はずっと悪阻が続き、出産の痛みもこの悪阻で苦しんだ10ヶ月に比べれは、ほんの一瞬のこと!

周りには安産の人が多く、初産だった私は、陣痛の痛みも分からなかったし、周りからも安産になりそうと良く言われて、出産への不安はそれほどなかった。

 

予定日になっても、何の変化もなく、初産は遅れるとも言われるのでそんなに気にもしなかったけれど、早く産みたーいという気持ちは高まっていた。

予定日から4日過ぎた深夜0時過ぎ、ついにおしるしが来た!

そしてすぐに破水が始まり、いよいよ病院へ。

特にお腹の痛みもなく、朝には産まれるんだろうなあという期待感でワクワクしながら夫と病院へ向かった。

 

病院について診察を受けると、まだ子宮口はほとんど開いていないということで、とりあえず入院ということになった。朝になっても陣痛は始まらず、夫も一旦帰宅した。

私も本を読んだりのんびりしていたら、午後になって徐々に陣痛が始まってきた。夕方にはだいぶ苦しくなっていたが、もうすぐなんだなと頑張っていた。

 

しかし夜になって、堪え難い陣痛が襲って来ても子宮口の開きはゆっくり。もう体力的にも限界で、意識も朦朧としてきた。看護師を呼び出しては、分娩室へ行きたいと何度お願いしたことか...。

本格的な陣痛が始まってから11時間が過ぎた頃、ようやく子宮口の開きが確認され、分娩室へ。

しかし、陣痛の間隔が縮まらず、何度いきんでも全く赤ちゃんが出てくる気配はない。

1時間経っても陣痛の間隔が縮まらず、ついに促進剤を処方することとなった。

 

その後、陣痛から13時間半、ようやく赤ちゃんが出て来てくれた!

私の最初の一言は「出た?」だった。笑

 

やっと、我が子との対面。長い長いお産を終えて、ホッとしながら、赤ちゃんとのカンガルーケアをしていた時、お尻の痛みが続いていた。

会陰切開もしていたし、縫合しているんだから痛いのは当たり前かと思いながらも、もう痛みから逃れたくて痛み止めをお願いしたところ、会陰切開の痛みではなく、お産の時に内部の血管が切れて血腫ができているとのこと。

 

すぐに抜糸して、血腫が取り除かれ、また縫合。それは産後すぐの会陰切開の縫合よりも辛く、尋常ではない痛みを耐えて、またホッと一息...。

これで本当に終わったんだと思っていたその数十分後、やはり痛い...。

またも、痛いのは当たり前か?と思いながらも、もう一度診てもらった。

すると、まだ出血が続いていると診断され、救急病院で処置をすることとなった。

 

時間が経つにつれ、痛みはひどくなる一方。体力的にも限界だった私に追い打ちをかけるような尋常ではない痛み。

鎮痛剤を注射され、私は救急車で搬送され、緊急手術。麻酔をして2時間に及ぶ手術が行われました。

 

次に目覚めた時には、数個の点滴につながれた状態であった。

手術は成功ということで、その日は救急病院で1泊。

赤ちゃんにも会えず、長時間いろんな痛みに耐えた疲れでぐったり。

麻酔が切れてくれば、それなりに痛みも出てくる。ただ、大怪我をしたとしか思えないお産劇でした。

 

次の日、痛みを抱えながら赤ちゃんのいる産婦人科に戻れたけれど、病人のような体で、赤ちゃんのお世話すらままならない。自分のケアで手一杯の状態でした。

母乳が始まれば、胸が張って痛くて一晩中眠れないこともあった。

初めての授乳で乳首も痛かったりと、次から次に来る痛みに萎えてしまった。もちろんこの痛みはお母さんになれば、みんな通る道だとは思うけど。

 

ただただ痛みに耐え続けた。初めての出産を経験し、とにかく痛かったと言うのが一番の感想。

2ヶ月目を迎えるここ最近、ようやく喜びを感じられるようになり、赤ちゃんが無事に生まれて来てくれたことに幸せを感じる今日この頃です。

著者:chic

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