この漫画上では「ユルト」と呼んでますが、まあとにかくわりと穏便な名をつけました。
役所の出生届が確か14日以内。
クロとらがいよいよ「考えきれない…ギブ」と言ったのがその前日。
もう信じて待ったヨメ仁王立ちっすよ!
「かせ!」つって、ゼクシィBaby付録かなんかの名付け辞典ばっと開いて目に入ってきた名前を「これに決めた!」って。
お腹に十月十日もいたのにねえ。名付け二秒。
当時はね、キラキラネームとかあんまりなかったのよ。
今見ると、別にいいじゃないか「ほのたか」でも「リオ太」でも、としか思えない不思議。
「黄熊」と書いて「プー」と読ませる、そんな時代を経過した後ではライオンともリオデジャネイロとも関係ない、純日本人顔のわが子に「リオ太」くらい、全然平気っすよ!アリっすよ。もうほんとサーセンした!リオ太いい名前でした!
キラキラネームに対するリアクションも、世代でずいぶん違うんですが、
いいじゃないの、最初のプレゼントを「スペシャルなものにしたい」と
親が愛情込めて考えたんだもの。なんかほっこりしますよ。
もっとぐっとくる、可愛くてスペシャルな名前見せてくれよ!
ってオブザーバーの私が思うくらいだから、名付けるパパママは楽しいんだろうなって思います。いっぱい愛情込めた「わが子スペシャル」を贈ってあげてくださいね!
ただ一点「プー」さんはじいさんになった頃に「プーじいさん」になっちゃって、それは大丈夫か?と思いますが、その頃には「プーじいさん」も「ラヴばあさん」もいるわけだから、ノープロブレムっちゃノープロブレム。
>>次回エピソード:少食のお義母さんが作る産後ご飯が少なすぎて、ひもじい~!実母に緊急ヘルプ要請 by まきりえこ
著者:まきりえこ
ゆると:2001年生まれ。お腹の中からダンスィだった。
イラストレーター。2008年、疲れ気味の男子育児からの現実逃避でスタートした子育てブログ「ちくわの穴から星☆を見た」がなぜか人気に。アメブロ子育てランキング1位、のち書籍化。書籍「小学生男子(ダンスィ)のトリセツ(低学年編・高学年編)」「園児《エンジィ)のトリセツ」にて、やらかし系おばか男子「ダンスィ」を描き、母親たちの熱い共感を得た。「ブログ:ちくわの穴から星✩を見た NEW」。イラストマンガ参加書籍「#アホ男子母死亡かるた」など。
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