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双子を妊娠。出産までの様々な困難を乗り越え無事に愛しいわが子に対面!

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初めての妊娠が二卵性双子で、とても嬉しかったけど、産婦人科クリニックの医者からは「双子は、1人よりも過酷な妊娠生活になる可能性が高いよ」と言われた。

5週ころから食べづわりが始まり、さらに吐きづわりが合わさって辛かったが、職場の理解があり4ヵ月から出産まで休職させてもらった。

 

出産は、総合病院でないと無理だろうということで、県内で周産期医療センターの設備が整っている病院に転院。

受診して早々に、双子のうち1人は臍帯走行異常で血管が卵膜むき出しの状態で走っているため、破水したら出血で赤ちゃんが死んでしまうかもしれない、さらにもう1人は、染色体異常があるかもしれないと言われた。

とにかく日常生活で無理はしないこと、と念押しされ、家事は夫に手伝ってもらい、自宅でも安静にしていた。

無事に生まれてくるかどうかがただただ心配だった私は、携帯アプリで赤ちゃんは今こんな時期ということを毎朝確認し、早く日にちが経ってほしいと、元気な赤ちゃんに会いたいと、1日1日を過ごしていた。

 

妊娠の経過は、臍帯走行異常のある子は、血流が少し悪く、もう1人よりも体が小さかったが、その差は300g程度から大きくひらくことなく成長した。

ようやく妊娠後期に入ったと思ったら、切迫早産にて入院。リトドニンの持続点滴を開始し、1日3回のNSTとバイタル測定の生活になった。

リトドニンの副作用で動悸に苦しみ、全身が火照って暑く、お腹が張るとどっと汗が出るというような症状が苦しかった。

また、もともと血は濃い人間だったが、双子の妊娠で貧血になり、鉄剤の内服が開始したが、体に合わず嘔吐し、吐きすぎて胆汁まで出てきたので静脈注射に変更してもらった。

 

トイレ以外寝たきりで、シャワーも3日に1回という生活は辛かったし、ホルモンバランスの乱れですぐに泣き出す状態だったが、家族や担当医および看護師助産師に支えられ、心身の苦痛を乗りきった。

そして、帝王切開の予定日が37週0日に決まり、その日に向けて意気込んでいたが、術前日の夜に連続したお腹の張りか出現し、内服と点滴流量増量を繰り返した。

医師も、緊急手術が必要かなと考えていたらしいが、何とか落ち着き、予定日を迎えられた。

人生初の手術だったが、不安や緊張はなく、「ようやく赤ちゃんに会える!!」という期待と喜びでいっぱいだった。

術中は、麻酔が効いているから何ともないんだろうと思っていたら、どうやら麻酔がよく効いたらしく、呼吸をするのがかなりしんどくて参ったが、ほどなくして赤ちゃんの産声が響き、感動というよりは、ほっと安心した。

2323gと2014gの女の子で、染色体異常もなく、元気に生まれてきた。

低血糖と低体重のため二人ともNICUに入り、数日は赤ちゃんに会えず寂しかったが、術後は術後で麻酔の副作用で全身の痒みがおき、傷の痛みもあってしんどかったので、母子同床せず体力の回復にあてられたのはかえって良かったと思う。

 

妊娠から出産まで、いろんな症状に苦しんだが、自分が今まで知らなかったこと、子供が苦手だったため、興味や関心もなかったことが一気に見えるようになって、世界が広がった気がする。

今は、かわいい二人の娘の子育てが大変ではあるが、無事に生まれてきてくれて、こうして育てられることが本当に幸せなことだとしみじみ思う。

そうそう、妊娠中に田舎の実家に帰ったとき、家族4人いるなか、私だけが全身36ヵ所蚊に食われたのは本当にビックリした。O型女子の皆さんは何気に気をつけてほしい。

著者:けん

双子の女の子の母ちゃんになり、マイペースに育児している29歳。

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