テレビドラマの様に「急に女性が口を押さえて嘔吐する」ことで妊娠が判明すると思っている人も多くいることでしょう。
しかし実際に妊娠した経験がある人は、まずそうではないことが分かると思います。
私は妊娠6週目にして自分で「来ているだろう」と認識しましたが、それは吐き気ではありませんでした。
妊娠をするとまずは生理が遅れることは女性ならば誰でも知っています。
しかし元々生理不順で頻繁に1週間程度遅れることがあると、遅れていることを気にせず、気が付かないうちに6週目を迎えることもあるでしょう。
私がまさしくそのタイプで「あれ、そういえば前回の生理はいつだったっけ」と思う程でした。
ですが、妊娠6週目を迎えた頃には、はっきりと自覚症状がありました。
私は普段酷い冷え症で、冬にはこたつから出ることができない状態でした。
ところがその時は1月というのに微熱があり身体がまったりと温かく、特に内股から身体の芯までがじんわりと熱を持っている状態でした。
そして脳内が温かい布団にぬくぬくと入っている様にとにかく「幸せな」感じがしたのです。
気分的に風邪をひいているわけではないことは明らかでした。
何もしないで黙っていても身体が温かくて幸せな気持ちになっているので「絶対に身体に何らかの変化がある」と確信したのです。
そこで前回の生理がいつだったかをカレンダーを見ながら必死に思い出しました。
確か6週間位前、これだけ体温が高い状態が続いているのですからピン!と来て妊娠検査薬を購入しました。
結果は見事陽性。にわかに信じられなくて2回も試してみました。
そして、妊娠していると分かった途端に眠気が襲ってきて、病院に行くよりそのまま昼寝をしてしまったのを覚えています。
いわゆるつわりが始まったのはそれからしばらく経ってからです。
最初は何となくムカムカする、あるいは貧血気味になる程度でした。
一般的に有名な吐き気や嘔吐が始まったのは8週目あたりからでした。
私も妊娠は吐き気がサインと思っていたので、肩透かしを食らいました。
とにかく温かくて幸せな状態だったら一度検査薬を使用してみるのもいいかもしれません。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
妊娠時期別記事
著者:Kay
年齢:43歳
子どもの年齢:2歳
都内在住の主婦です。
年を取ってからの子供だけに体力的に大変ですが、可愛さもひとしおです。
他のママ友さんと一回り年齢が離れていますが、若い人達と一緒に活動するとこちらがエネルギーを貰える気がしています。
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