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低酸素状態で生まれ、すぐにNICUに入った息子。初めての抱っこは4日目の朝でした

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ずっと欲しかった子供を授かったのは38歳で、妊娠年齢としては高齢となりました。
そのため、万が一のことを考えて大学病院で出産することに。

分娩して数時間後、母子同室で一緒に過ごすはずの赤ちゃんは、いつまでたっても私の部屋には来ません。
すると先生がやってきて「病院内にあるNICUに入院した」と聞かせれました。

一瞬のうちにパニックになった私は、泣きながら旦那へ電話してすぐに病院にきてもらい、一緒に詳しい説明を聞きました。

そこで、生まれてくる数時間前にへその緒が2重に首に巻きつき、低酸素状態となってしまったこと、呼吸が苦しくなり胎便を羊水の中へ出し、それを飲み込み肺に少し炎症をおこしていることを聞きました。
また、低血糖気味で低酸素状態も続いているので、しばらくは保育器の中で過ごすことになるとのことでした。

この日から抱っこはもちろん母乳すらあげることができず、初めてのミルクは保育器の中へ私の慣れない震える手を入れて、そっと上半身を起こして哺乳瓶であげました。

ミルクをあげているうちに、抱っこすらしてあげられないことに申し訳ないという思いと、もしこのまま回復しなかったらどうしようという考えが頭をよぎり、涙が溢れて止まりませんでした。

 

もちろんそんな状態なので、親と旦那以外のお見舞いも断り、寂しく孤独な病室でした。
周りは楽しく賑やかにお祝いしているのが聞こえて、耐えきれず時には廊下で1人いることもありました。

 

そんな私を見て先生や看護師さん、旦那が「一緒に頑張ろう」と毎日励ましてくれて、母親として子供を守り健康で元気な子に育てようと決意できました。
そしてそのまま3日間、毎日保育器の中でミルクをあげました。

 

4日目の朝、看護師さんが保育器から赤ちゃんを出してくれて、ようやく抱っこすることができました。
しっかりと腕に抱きしめることができた瞬間、「今まで抱きしめてあげられなくてごめんね」という気持ちとともに、ようやく抱っこできた嬉しさと安心感もこみあげてきて、いつまでも抱っこしながら泣いていました。

 

その後順調に回復して母乳も飲めようになり、1週間後に退院できました。
退院後は何もなかったかのように成長して、7ヶ月検診の時には1歳児並みの体格だと病院の先生に言われるくらい大きくなりました。

大学病院で、設備が整っている状態で臨んだ出産だったので、異常にもすぐ気づいてもらえ迅速に対応していただけました。順調に回復できたことを感謝しております。

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著者:モモ太郎
年齢:39歳
子どもの年齢:0歳

横浜市在住で、夫、息子、猫の3人+1匹で暮らしています。

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