新しい命を授かるのはとても嬉しいものですね。
私は、赤ちゃんがおなかに宿ってから、赤ちゃんについて調べものをしたり、雑誌を買ったりして、たくさん情報収集をしました。
そこで、赤ちゃんに関する色々な行事があるのだというのも初めて知りました。
その中でわが家の最初の行事となったのが、安産祈願の戌の日のお参りでした。
昔から、妊娠5ケ月に入った最初の戌の日には安産祈願に行くという習わしがあります。
犬はお産が軽くたくさんの子供を産むことから、犬にあやかるというのが起源だそうです。
そこで初めて腹帯をつけて、無事な出産を祈ります。
どこに行こうか迷ってインターネットで調べたところ、車で行ける範囲に有名な安産祈願の神社があったので、夫・母と一緒に3人で行ってきました。
当日は、まず申し込みをして初穂料を納め、待合室で待機しました。
ちなみに、初穂料は神社によって違いますが大体5000円から10000円くらいです。腹帯を購入する場合はさらに料金がかかります。
私達が行ったのはたまたま土曜にあたる戌の日だったのですが、やはり週末は混むそうです。
5ヶ月に入った最初の戌の日に合わせて来たくても、それが平日だとお仕事で来ることができない妊婦さんもいるからだとか。
駐車場には限りがあるので、早めに行きました。
服装は迷いましたが、ラフ過ぎない服装で大丈夫でした。
本殿の中は冷暖房がなく、梅雨時だったのでちょっと汗ばむくらいでした。
本殿は裸足では入れないとのことだったので、忘れずに靴下を履いていきました。
ご祈祷は一人ずつではなくまとめて行いました。
安産祈願で有名な神社で、しかも土曜日だったので人数が多く、50人ずつのご祈祷でした。
前列に妊婦さんが座り、後列に付き添いの人たちが座るという形でした。
事前の受付で住所や名前を書いた紙を渡すので、ご祈祷の中で宮司さんに読み上げていただきました。
人数が多いと、その分この読み上げに結構時間がとられますので、ずっと正座をしているのが辛かったです。私を含め、足を崩して座っている妊婦さんがたくさんいました。
ご祈祷のあと、お守りをいただき、受付で腹帯に御朱印を押していただきました。
いただいたお守りは、産後にお礼のお参りをする時に神社に返すとのことで、お宮参りの時に合わせて返しました。
安産祈願をすることで、無事な出産を神様が見守ってくれる、と安心できました。
これから赤ちゃんを迎えるという実感もさらに沸き、家族の結束も深まった気がします。
著者:うたゆき
年齢:30代
子どもの年齢:1歳8ヶ月・4歳
専業主婦をしながら、わんぱくで甘えん坊な子供たちを相手に奮闘中です。
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