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「トン、ト、ト、トン・・・」胎児の心拍がおかしい?小児科医立ち会いのもと出産へ

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”妊娠を望めば元気な赤ちゃんを当たり前に産めるもの”
以前の私はそう思っていました。

もともと重度の“子宮内膜症”と“子宮腺筋症”、“卵巣嚢腫”を患っていたので、おしゃれで豪華な憧れの個人病院での出産は受け入れてもらえず、早産にも対応できるように、NICUがある総合病院での出産が決まっていました。

早産のリスクが高く、妊娠中は常に安静にしなければならなかった私は、外出もほとんどできませんでした。

でも毎回の健診では、もうすぐお腹の赤ちゃんに会える楽しみでワクワクドキドキ。
特に問題もなく、赤ちゃんはお腹の中でスクスク育ってくれていました。

「もうすぐ会える!」と思っていた、臨月に入る直前の健診の時です。
いつもどおりのNSTで胎児の心拍数を見ていたのですが、素人の私でも「なんかおかしいな」という違和感を感じました。

トントントントントン、ト、ト、トン・・・
(あれ?脈が飛んでる!?)

不安は的中。
看護師さんが何度確認しなおしても、やはりおかしいと。

すぐに先生が呼ばれ、「赤ちゃんに不整脈が見られます。今すぐ循環器の心臓専門医の先生と連携しますので、今から小児科にむかってください」と言われました。

幸い総合病院でしたので、すぐに専門の先生にお腹の上から胎児エコーをしてもらうことになりました。
赤ちゃんに一体何が起きているのか不安で、辛くて涙がとまりませんでした。

 

エコーの結果、「心臓の機能には今のところ問題なさそうであるが、産まれてから詳しい検査をしましょう」とのこと。
産後すぐにNICUに入ることが決まり、小児科医立ち会いのもと出産しました。

 

産まれたわが子は“新生児不整脈”、“新生児低血糖”、“いちご状血管腫”の症状がありました。

その後、不整脈は生後4か月で自然となくなりましたが、低血糖は毎日血糖値を測るため小さい足に針を刺して血をとる姿が痛々しくて辛かったです。

ブドウ糖の点滴を続け、しばらくすると血糖値も安定しました。
血管腫(皮膚の血管が増えたり広がったりしておこる先天性の赤いアザ)は治療が早い方が良いとのことで、生後2か月から形成外科の血管腫外来に1年半通い、レーザー治療で無事に完治しました。

心臓のフォローも、当初は小学校にあがるまでは続ける予定でしたが、無事に自然消失していったので完治となりました。

 

妊娠中から産後にかけて、今までに経験したことのない不安と「子供を守らなきゃ!」という責任感でずっと気持ちが張りつめていましたが、おかげさまで現在は普通の子と同じように生活できています。

”妊娠を望めば元気な赤ちゃんを当たり前に産めるもの”
今までそう思っていた私は、妊娠・出産を経て、こう思います。

”元気に産まれてくることは奇跡”なんだと。

支えてくれる周りの人に感謝の気持ちを忘れずに、これからも家族仲良く暮らしていきたいと思います。

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著者:ごま太郎
年齢:32歳
子どもの年齢:3歳

3歳の女の子を育てています。趣味はパン作りです。

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