赤ちゃんが産まれて、その成長過程を楽しみながら過ごす毎日。ただ、成長過程に個人差があるとは話に聞いてはいたものの、やっぱり周りの子との発達の進み具合を比べてしまいます。
早く動けるようになったらいいな、と期待する私をよそに、ウチの娘はどうやらのんびりタイプのようでした。
赤ちゃんのお世話にも慣れ、そろそろ発達を気にする余裕が出始めた生後3ヶ月。早い子はもう寝返りしちゃうという記事を目にしたことがあったので、ウチの子はどうかな?とワクワクしてその時を待っていました。
一度横向きになった事があり、「これはいけるか?」と思った時もありましたが、どうやら偶然の1回だったようで、その後はなかなか横にはならず、寝返るところまでいきません。
寝返りの兆しが見え始めたのは生後4ヶ月後半頃でした。足を上手に振って左右にころんころんと転がりはじめました。5ヶ月を過ぎると、左右の転がりもより増えてきて、もう今か今かとドキドキの毎日でした。
でも、ここからなかなか発展しないまま6ヶ月に突入。多くの赤ちゃんが4~5ヶ月くらいで寝返りをマスターするというのに、ウチの子はまだ寝返りできません。
寝返りのトレーニングが必要なのかと思い、うつ伏せに寝かせてみたりもしました。ただ、義母に「窒息してしまわないか?」と心配され、あまり頻繁にはできませんでした。
結局、娘が初めて寝返りできたのは7ヶ月に入る直前です。左を軸に、上手にころんと寝返りできました。うつ伏せになっても首をうまく横に向けていたので、窒息の心配も大丈夫そうでした。
一度寝返りができるようになると、娘も視界が変わって楽しいのか何度も何度も寝返りを繰り返しました。初めての寝返りから10日程で寝返り返りもでき、ほっと一安心です。
とは言え、できるようになったのは左を軸にした寝返りだけ。右を軸にした寝返りはできません。
「1方向だけでもできれば大丈夫。そのうち反対側もできるようになるよ。むしろ、あまりごろごろ転がっちゃうと、いろんなものにぶつかる心配が増えるから、ゆっくりでよかったと後から思えるよ。」と義母がアドバイスをしてくれましたが、初めての育児は不安だらけ。できるようになるまで心配はつきまといます。
娘が右を軸にした寝返り、寝返り返りができるようになったのは9ヶ月を過ぎた頃でした。ようやく寝返りマスターです。左右どちらにでも寝返りができるようになり、娘の行動範囲は一気に増えました。
こうなって初めて義母の言葉を痛感します。
日中、トイレに行こうと一瞬離れた隙に、部屋の角まで移動して扉にぶつかりそうになったり、机の角に頭をぶつけそうになったり。睡眠中の寝返りもできるので、親子3人で川の字になって寝ているウチは、娘の寝返り攻撃にあう事も出てきました。また、すぐに布団からはみ出てしまうようになったので、風邪をひいてしまわないかと、掛け布団チェックも欠かせません。
のんびりペースな成長過程に不安もありましたが、できるようになったらなったで変わっていく心配事を思うと、育児は結局一喜一憂なんだと改めて実感しています。
著者:3にゃんママ
年齢:39歳
子どもの年齢:1歳
自然育児にあこがれを抱きつつ、義父母と同居で育児奮闘中!
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