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新生児の吸引力に乳首が負けた!ベッドの上で搾乳し続け、羞恥心は遥か彼方へ by こたき

産後の入院生活も三日目。

私は、猛烈に後悔していました。

 

何故かと言うと…

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出産早々、新生児の吸引に乳首が負けました。

貧血のため抱き上げるのを控えており、横になったまま浅く咥えさせて授乳していたのが原因のようでした。

また、最初はまだほとんど母乳が出ない、出てもポツポツとにじむ程度だったため一度の授乳が長引いてダメージも多くなったようです。

痛みに耐えかねて助産師さんに相談しましたが、傷が出来てから深く咥えさせるようにしても後の祭りです。羊の油で出来たラノリンという軟膏をもらいましたが、それを塗るのすら激痛。

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痛みがとにかく辛く、娘の体重も減ってきていたため直接の授乳と搾乳して哺乳瓶と粉ミルクを交互に与えて耐えしのぐことになりました。

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「全然出ないし痛いし、赤ちゃんも毎日体重が減っている。最初からこんな調子でやっていけるのかな…」と不安になりましたが、助産師さんに搾乳のコツを指導してもらった際「シャーッ!」と一筋、ビームのように母乳が飛んだのを見て「続ければ母乳がジャンジャン出るようになるかも!?」と少しの希望が見えました。

 

そしてやる気を出した私は個室のベッドの上では乳を出しているのがデフォルトのような状態になり、いつの間にか羞恥心は彼方へと消え去っていました。

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そのおかげか産後4日目の後半になると少しずつ母乳も出始めました。

直接の授乳は相変わらずの痛みでしたが、続々と乳腺が開通してビームの本数が増えていくのは快感でした。

 

退院してからもしばらくはそのスタイルで過ごし、産後二ヶ月になる少し前からほぼ母乳でいけるようになりました。

 

今、二人目を妊娠中なのですが陣痛はもとより久々の授乳がどうなるか不安です。娘の授乳期間でだいぶ強靭になった乳首ですが、あの痛みはまた訪れるのでしょうか。

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著者:こたき
年齢:20代後半
子どもの年齢:2歳

2015年3月に娘を出産。かわいい我が子の成長をtwitterで綴っています。

 

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