妊娠中によく周りの人から、「お腹がとがって出てきたら男の子、まるく横に広がるように出てきたら女の子」と言われました。
「そんなことってあるの?」と思いながら聞いていました。
きっとエコーのない時代の妊婦さんや家族は生まれてくる赤ちゃんのことを考えるのに、そういうジンクスで性別を予想して思いを馳せたのかななんて感慨深く思っていました。
実際には科学的根拠はないそうです。
妊婦さんの骨盤の大きさや胎児の大きさによってもお腹の出方はかわってくるし、産まれてみたら言っていたのと逆の性別だったなんてことは、エコーの発達した現代でもあり得ることなので、やはり生まれるまでのお楽しみなんですね。
そうわかってはいても、生まれてすぐ使う肌着やバスタオル、ガーゼにガラガラと、買っておきたいものは山ほどありますよね。
性別が分からないからとすべて黄色でそろえるのも楽しみがないので、性別のわかるであろう16週くらいから検診のたびに聞いてはいたのですが、「うつぶせ寝が好きみたいで見せてくれませんね」と言われ続けました。
そろそろ産後すぐ使うものを買い揃えたい32週くらいでの検診では、「見当たらないから女の子だと思うけど、はっきり見えたわけじゃないので確率60%くらい」と言われ、そんな微妙な判断を信じていいのだろうか…と買い物を躊躇していました。
しかし、その数日後に親戚のおばあさんに会い、「お腹がまるいから女の子だよ」と言われ、お年寄りの知恵袋を信じることに。
翌日からピンクのものを買いに出かけました。
そして予定日超過で生まれてきた赤ちゃんは女の子。昔からの言い伝えというものはなかなか侮れないものだと思いました。
その3年後に男の子を妊娠しましたが、検診時に大股開きで「男の子確定」と言われていて、その時のお腹の出方は前に突き出すように尖っていました。単なる迷信に過ぎず、外れることもあるとは思いますが、私にとっては信頼度の高い結果となりました。
他にも友人の話によると、「男の子の時は臨月にお腹の上にコップが乗った」とか、「女の子の時は横に広がっていたから通れた隙間も、男の子の時は引っかかって通れなかった」なんて聞いたので、お腹の出方による性別予想を信じているのは私だけじゃないんだと思いました。
ゼクシィBaby WEB MAGAZINEの記事
著者:雨乃日 晴太郎
年齢:27歳
子どもの年齢:3歳、2歳、5か月
年子姉妹と末っ子長男を育児中の専業主婦。普段、旦那は変則勤務のためほぼ一人で三児と戦っています。趣味はサッカー。学生時代はプレーヤーでしたが、現在はJリーグ観戦がストレス解消の一つです。子供達にもサッカーをやらせたいなぁと目論んでいます。料理もストレス解消と節約のために創意と工夫で日々研究しています!
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