3人目は抜きすぎるくらい手抜きして育てていますが、いつから手抜きしてたんだっけ?と記憶の糸を手繰り寄せてみたところ、出産退院直後から手抜きしていたことが判明しました。
顕著なのが夜間授乳です。
長男の時は産院で教わった通り片乳5分ずつを2セット、計20分間の授乳を毎回ノートに記録しました。
もちろん排尿排泄があった際もしっかり記録。
授乳後のゲップ出しは必須でした。
ゲップが出るまでトントントントントントントントントントントントントントン…半寝の状態で長男の背を叩き続けます。
ケプッという小さなゲップ音が聞こえると心の底から安心して再び眠りにつけるのですが、ゲップが出なかった時は吐き戻しとそれによる窒息を恐れるあまり、抱っこから降ろすことができず。
仕方なしに縦に抱えたままソファにもたれかかって朝を迎える日々でした。
次男の時も始めこそは長男と同じようにしていましたが、まだ2歳になったばかりの上の子がいるという状況により、様々なことが淘汰されました。
育児記録ノートは数ページ記入して、あとは真っ白。
授乳のために体を起こすと人肌恋しがる長男が一緒に寝てよ〜‼︎と泣くので止むを得ず添い乳という手段に踏み切りました。(それまでは騒ぎを聞きつけた夫がどこからともなくミルクを持って現れ自動的に授乳対応していました)
そして三男。
早々に添い乳デビューです。
乳を与えている間に私も寝入ってしまうのでゲップ出しはナシ。
時間の確認をしなければ記録することもしないので、育児記録ノートは最後まで開かれることがないまま役目を終えました。
1人目と3人目はどっからどう見ても雲泥の差ですが、長男の時に精一杯やったからこそ抜きどころもわかったのかな、と思います。
そんなゆる育児で育った三男もうすぐ2歳半。
長男や次男とは違う個性を持つので上の子たちで経験したことが全く通用しないという場面も多くなってきました。
それでも大らかに構えていられるのは、長男・次男にたくさんの経験をさせてもらったおかげなのかもしれません。
しんどくて余裕がなくて泣きたくなるくらい真剣だった1人目育児も、上の子と下の子の板挟みで心身ともにガス欠を起こしていた2人目育児も、私をずいぶん強くしてくれました。
まだまだ育児については手探り状態の日々ですが、これからも上手に手を抜いて頑張ろうと思います!
>>次回エピソード:昼間寝てくれると家事がはかどる!…でも辛い!自ら招いてしまった昼夜逆転生活 by マルサイ
著者:マルサイ
年齢:37歳
子どもの年齢:7歳・5歳・2歳
子どもたちが寝静まった後の大人のゴールデンタイムに描いた絵日記をインスタグラムに投稿するのが最高の娯楽。趣味は田んぼの生き物を観察すること。単行本「男子が3人います。」(大和書房)発売中!
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